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自民長老ブチ切れ安倍潰し内紛裏側

[週刊大衆6月24日号]

元気すぎないか!? というツッコミが聞こえてきそうなほど、政界を引退した自民党長老たちの威勢がよく、アレコレ発言している。

超党派議員団を組んで中国を訪問した野中広務・元官房長官も、その一人。6月3日、中国共産党の要人との会談後の会見では、「日中国交正常化を果たした田中角栄・元首相から聞いた話では、尖閣問題は双方が棚上げして、波風を立てないようにやっていこうということになった。そのことは中国幹部に伝えた」

ナント、かつて、日中首脳が、尖閣領有権問題を"棚上げ"するよう合意があったとブチ撒けたのだ。

これに首相官邸は大わらわ。「領有権問題は解決済み(尖閣は日本のモノ)」という基本路線が崩れちゃうからだ。菅義偉官房長官は「自民党を離れた一個人の発言と思っている」と不快感を表明し、突き放した。ベテランの政治記者がいう。
「外務省の外交記録には、1972年に周恩来首相が角栄氏に"いま尖閣を話すのはよくない。石油が出るから問題になった"とある。78年、鄧小平副首相は福田赳夫首相に"我々の世代には知恵がない。問題は次世代に"と発言。"棚上げ"という文言こそないが、解決を先送りにしていたことは間違いなく、野中氏はそのことをいっているんです」

さらに、野中さんは「インドやアフリカに、原子力のセールスマンのようなことをやるのは、アジア諸国の平和を保つためには大変恐ろしい」と安倍外交を批判。陰に陽に後輩を攻撃。気に入らないことでもあった!?

自民党関係者がいう。「アベノミクスを懐疑的に見ているのは、福田康夫・元首相や青木幹雄・元参院会長らも同じ。ただ、安倍さんも閣僚もベテランの話に耳を貸さないどころか、会うこともしない。昔の自民党は、もっと引退長老を大事にしたものですがね」

元幹事長の古賀誠さんもすごい。安倍内閣が推進する憲法96条改正について、自民党の敵・共産党の機関紙「赤旗」のインタビュー上で反対意見を大展開。

一家言ある老人をないがしろにしていると、しっぺ返しを食らうぞ!

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