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真田幸村は実在しなかった!? 戦国武将「タブー秘話」一挙出し

[週刊大衆12月28日号]

真田幸村は実在しなかった!? 戦国武将「タブー秘話」一挙出し

 命を懸け明日をも知れぬ日々を過ごす男が知られたくない秘密の過去。勇猛果敢とはほど遠い“衝撃真実”をこっそり暴露する!

 1月10日の放送開始まで、いよいよ1か月を切ったNHK大河ドラマ『真田丸』。小勢力なうえに逆境にありながら、その知略と勇猛ぶりで徳川家康など大勢力と互角に渡り合った真田幸村の生き様はとかく人気で、放送開始前から、その期待は高まっている。しかし、「真田幸村」という人物が、実は存在しなかったということを、どれだけの方がご存じだろうか。実は幸村の本名は信繁。そもそも、本人は一度も「幸村」と名乗ったことがなく、幸村と書かれた当時の書物も残っていないのだ。

「実は、天下人・家康を何度も苦しめ、命の危機に追い込んだとして、信繁の名前を口に出すこと自体がタブーになってしまったんです。しかし、胸のすくその人生は江戸時代から人気で、幸村という架空の名前を作って語られるようになり、それが一般的になってしまったんです」(歴史学者)

 名前がタブーになるとはスゴい話だが、他にも幸村には、「正確な出生年が分からなければ、武将にとって大事な初陣がいつかも分かっていない。それに、真田家の名前を世に知らしめた第1次上田合戦にも、多くの小説やドラマで幸村も参戦したことになっていますが、実際は参加していない可能性が非常に高い」(前同)

 これほどの人気武将でありながら、謎のベールに包まれた部分が多いのだ。謎の過去、ということでいえば、将軍に就いた家康も同様だ。家康にとって最も隠したい過去、それは武田信玄との戦いにあった。1573年、信玄は4万人以上の大軍を率いて本拠・甲府を出立、京都を目指し行軍した。途中には徳川家の領土があり、当然、家康を討ち取って進むと考えられていた。家康が動員できる兵力は1万強。当時、最強と謳われた武田軍を相手にした、お家存亡の危機だった――。

 しかし信玄は、家康の本拠・浜松城を完全に無視して行軍したのだ。「慎重と我慢のイメージが強い家康ですが、当時はまだ若かった。そのため、自分は“戦う価値もないということか!”と激怒。すぐに城を飛び出し、信玄に戦いを挑んだんです」(同) 戦の火蓋は切られたのだが、なすすべもないほどの大敗。徳川軍は2000人以上の死者を出し、家康も影武者を盾にして、なんとか馬を走らせ逃げ帰ったのだが、その際、恐怖のあまりに脱糞。城に着いたときには“排泄物まみれ”だったのだ。殿様が泣きながら、そんな姿で帰ってきたら……。家臣は、さぞ驚いたことだろう。

 家康は、すぐにこの情けない姿を絵師に書かせ、一生の戒めにしたという。同時に、排泄物まみれで逃げ帰ったことは、徳川家のタブーになったそうだ。天下人も人の子。教科書には載っていないが、こうした苦い経験もしている。そして、いつ命が果てるか分からない戦国時代には、このようなタブー秘話がいくつもあった。

 改革と豪腕で知られる織田信長だが、実は下戸で酒が飲めなくて、大好物は金平糖というお茶目な一面を持っている。教科書には必ず載っている彼の代表的政策、楽市楽座は信長が考えたのではなく、実は隣国の大名がやっていたのをパクっただけだった。

 豊臣秀吉は、実は右手の親指が2本あったと、複数の人が書状に書き残しているし、彼の出世のきっかけとなった“墨俣一夜城”も架空の話。実際には、一夜ではなく最速でも3日かかっていた。しかも、城と呼べるような施設ではなく、柵や小さな建造物をいくつか並べただけだったのだ。こうした比較的小さな秘話から、国家存亡に関わる話までタブーにもさまざまな種類がある。

 中国地方に覇を唱えた毛利元就は、最初は広島県のごく一部だけを領し、大名にすらなれない存在だった。しかし、その智謀の限りを尽くして、わずか一代で山陽、山陰の8か国の主になった、まさに梟雄だ。「一方で、長男は早くに死んでいて、後継者は“凡庸”とされた輝元のみ。それを危惧してか、“天下を狙ってはいけない。そうすれば、毛利家は滅びる”との遺言を残して75歳で世を去りました」(日本史研究家)

 その後の毛利家は、元就の遺言を守り、領土の防衛のみに専念。結果、織田家に攻められようとも、豊臣政権下に組み込まれようとも、太守であり続けた。

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