日刊大衆TOP 社会

「解散封じ」をまんまと決めてほくそ笑む妖怪・輿石幹事長

「あの野郎、わざとまとまらない案を出してきやがった。口よりデカい饅頭が食えるか!」
自民党中堅幹部が、「あの野郎」呼ばわりするのは、民主党の輿石東幹事長のことだ。

終盤国会での選挙制度改革案。一票の格差を2倍以内にするための「0増5減」については、自民党も了承するはずだった。ところが民主党は、それと一緒に「比例議員40人削減」と「比例35人の連用制導入」をくっつけて出してきた。

しかも、衆院で野党抜きの採決をしたものだから、自民と公明は怒り心頭。参院で「問責決議案」を可決させ、その後の国会は"開店休業状態"だ。
年配の民主党幹部は、特捜班に呆れ顔でボヤいた。
「いやぁ、輿石さんは、シメシメとほくそ笑んでいるよ。幹事長は"一日でも解散・総選挙を先延ばししたい"との一心で、ムチャクチャやっている。わざと野党が飲めない案を出させ、自民党の怒りに誘いをかけて、まんまと国会を機能停止に追い込んだ。嫌がらせで"解散封じ"。すべては輿石さんの思惑どおりだよ」

永田町では、その風貌から"しゃれこうべ"などと陰口を叩かれる輿石さんだが、なぜ、かくも実力者に成り上がったのか。
第一に参院のドンであること、第二に小沢一郎さんとの太いパイプがあったからだ。野田首相は、反野田勢力を抑え込むために幹事長につけたのだが、結局、小沢グループは離党。いまでは民主批判の急先鋒だ。

普通なら、ここで輿石さんの威光も消えるはずだが、党内で面と向かって批判する人はいない。
「少数与党の参院を仕切る人がいないからです。国会での質問者も、すべて輿石さんの許可がいるといわれています」(政治部記者)

輿石さんは、「いま総選挙をやれば惨敗。来年夏の参院選とダブルが一番いい。それまで野田さんには頑張ってもらう」といっている。
もちろん、解散・総選挙を、そんな先まで引っ張ることはできないが、弱体化した民主党には、"妖怪化"してきた輿石さんに抗する人はいない。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.