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斎藤隆「右ひじの手術を乗り越え、チームを38年ぶりの日本一へ」【プロ野球・レジェンド選手の感動プレー】

[増刊大衆12月27日号]

斎藤隆「右ひじの手術を乗り越え、チームを38年ぶりの日本一へ」【プロ野球・レジェンド選手の感動プレー】

 多くのファンに愛された名プレイヤーが惜しまれつつグラウンドから去った。そんな彼らが現役時代に魅せた“感動的なプレー”を誌上再現!――日本で17年、メジャーで7年。合計24年にわたる波瀾万丈の野球人生に終止符を打った斎藤隆(50=投手・1992年~横浜、楽天他)。即戦力投手として期待され、ドラフト1位で横浜大洋ホエールズ(当時)に入団し、92年にデビュー。それから96年まで毎年8〜10勝を挙げるが、97年、右ひじの遊離軟骨除去手術を行い、これで1年を棒に振る。しかし、翌98年、中継ぎ投手として復活し、4月29日に583日ぶりの勝利を挙げた。すぐに先発に復帰すると、勝ち星を重ね、13勝5敗1S、防御率2.94と、チームを38年ぶりのリーグ優勝に導き、セ・リーグのカムバック賞も受賞した。だが、復活した斎藤の凄さを見せつけたのは、このあとだった。この年、西武との対決となった日本シリーズ。横浜球場での第1戦に勝利した横浜は10月19日、第2戦のマウンドにシリーズ初登板の斎藤隆を送った。「このときの西武の先発は豊田清。その後、2人がともに抑えのエースとして活躍することを考えると、非常に感慨深いものがあります」(スポーツ紙デスク)

 横浜は初回、石井琢朗がヒットと二盗でチャンスを広げ、鈴木尚典の適時打で先制。5回、7回に追加点を加え、西武を突き放しにかかる。一方、斎藤は初回に無死一、三塁のピンチを迎えたものの、松井稼頭央を遊飛、鈴木健を三塁併殺打に仕留めて危機を脱し、あとは完璧な投球。斎藤は9回を投げ抜き、西武打線を3安打無得点に抑えて勝利投手となった。シリーズ初登板・初完封勝利は、90年の渡辺智男(西武)以来8年ぶりで、史上9人目の快挙。この連勝が効いて、横浜は4勝2敗でシリーズを制した。

 99年に大魔神こと佐々木主浩がFAでメジャーに渡ったことで、抑え不在となったチーム事情もあり、01年には抑えに転向。これが見事に成功する。その後、この経験を生かした斎藤は、日本とアメリカを股にかける大活躍を見せてくれることになる。

斎藤隆「右ひじの手術を乗り越え、チームを38年ぶりの日本一へ」【プロ野球・レジェンド選手の感動プレー】

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