日刊大衆TOP 社会

安倍さんが目指す「首相へ返り咲き」

いよいよ橋下維新の会が政党になる。自民、民主、みんなの党から5人の現職議員を引っこ抜いて国政政党の条件を整えた。あとは全国の選挙区に候補者を立てるだけという段取り。大躍進間違いない「維新党」に既成政党は戦々恐々だ。

そんななかで俄然、注目され急浮上しているのが、自民党の安倍晋三元首相だ。安倍さんは8月15日の靖国参拝のあとに、わざわざ「橋下さんとは4、5回会っています」と発言。すわ、橋下維新に合流か? との観測が流れた。
「それはあり得ません。安倍さんの目標はあくまでも首相返り咲きです。首相在任途中で下痢と腹痛で辞任したことが悔しくて仕方ない。最近は腹具合も快調なので、着々と復帰に向けた動きを加速させています。橋下さんとの連携は、首相になったときの自公維新の連立政権を考えてのことなんです」(自民党関係者)

もっとも、その首相復帰はすんなりといかない。9月の総裁選に出るにしても安倍さんの派閥(清和会)の会長である町村信孝氏がポスト谷垣を狙っているし、石原伸晃幹事長も谷垣さんからの禅譲を待っている。
安倍さんの強みは、橋下さんと同じタカ派路線であること。韓国、中国が領土問題でガタガタいっているから、党内にはビシッといえる安倍待望論もある。
しかし、首相在任中に、こんなことがあった。2007年4月に昭恵夫人と同席してCNNテレビのインタビューに応じ、夫人が「あなたのご主人は、慰安婦問題で強制の証拠はないといっているが」と質問されると、首相に対し「あなた、そんなことをいったんですか!?」と問い質し、「同じ女性として慰安婦の方々には本当にお気の毒だと思う」と答えた。すると安倍さんも一転、「慰安婦の方々に大変申し訳ないと思っている」と謝罪している。

自民党の長老が、苦笑しながらこう話す。
「外向きには強気だが、実際は意外と軟弱。このあたりの弱さが裏目に出る心配があるんだ」
「夢よ、もう一度」と願う安倍さんだが、首相復帰も一筋縄ではいかない。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.