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小泉純一郎「永田町ブッ壊し」仰天計画スッパ抜き vol.1

永田町"大噴火"が、いよいよ秒読み段階に入った。
「9月8日の延長国会閉幕に向け、与党・野田民主党は野党側の追及をかわそうと、必死の逃げ切り作戦に終始しています。一方、ここにきて倒閣の意思を明確にした谷垣自民党は、参院で野田首相に突きつけられた問責決議案に賛成し、同案は8月29日、可決されました。与野党の攻防は、臨時国会が召集されるであろう10月の解散をにらむ展開となっています」(全国紙政治部デスク)

いま永田町は、"皇国の興亡この一戦にあり"さながらの緊迫状態に包まれている。
「そんななか、最も注目を浴びているのが橋下徹大阪市長と、同氏率いる大阪維新の会の動向です。同会は、きたる総選挙で全国の300ある小選挙区すべてに候補者を立て、一気呵成の天下獲りを狙っています」(前同)

少し前なら「政治素人のたわ言」と、"橋下野望"は一笑に付されたのが、いまでは限りなく現実のものに近づきつつある。
「その橋下維新の会、ここにきて動きは急ピッチです。たとえば、8月末までに同会が依って立つ"選挙公約"の『維新八策』を作成。事ここに至っても身を切る改革を何ひとつ実行できない永田町の面々に、議員定数半減、議員歳費の3割カットに代表される、"維新の公約"という名の爆弾を突きつけています」(テレビ局政治部記者)

そして、9月中旬には大阪維新の会独自で新党を結成。名実ともに国政に打って出ると、高らかに宣言したのだ。
「お盆前には、"敵陣"自民党を一気に切り崩すかのように、敵大将の一人、安倍晋三・元首相の一本釣りを画策。これまでの"地方政党"の仮面を脱ぎ去り、一気に日本の政治の表舞台に出てきました」(前同)

その離れ業に、安倍氏は「(橋下氏とは)違いはあるが、違いを見つけるよりも骨格が同じかどうか、貫く精神が共有できるかどうか」「橋下氏は戦いにおける同志だと認識している」などと発言し、連携を表明。これで俄然、両者の動向に注目が集まった。
「現在、安倍さんは9月下旬の自民党総裁選出馬を一大決戦の場と定め、そこに集中しています。もし、ここで勝利を収めれば、谷垣現執行部の"民主党との馴れ合い"戦術から、打倒民主党へと路線の大転換を狙っていく予定です」(安倍氏に近い自民党中堅議員)

一方、思惑が外れて総裁選で一敗地にまみれた場合にも、腹案があるという。「次なる策として安倍さんは、衆院選後に党を割り、"同志"橋下維新の会に合流するというんです。そのときまでには、維新の会は永田町で一大橋頭堡を築いており、安倍-橋下連合は永田町でキャスティングボートを握ることになるはずです」(前同)

大阪維新の会と安倍氏がガッチリと握手し、政界の中心に躍り出ようというわけだ。
「総裁選の結果いかんにかかわらず、安倍氏にとって橋下維新の会との連携は、もはや既定路線です。安倍、橋下両氏は政策的に教育改革や憲法改正、そして、慰安婦問題をはじめとした歴史認識分野で完全一致。安倍氏が首相在任当時に述べていた"美しい国づくり"に向け、両者のタッグで進むと見られています」(ベテラン政治記者)

もちろん、生き馬の目を抜く政界、お互いの思惑もあるようだ。
「まだ57歳と政治家としては若い安倍氏ですが、2~3年前から首相再登板に向けて意欲は満々です。そのためには橋下陣営の取り込みが絶対に必要。これまで何度となく大阪に足を運んで、橋下氏との間で秘密会合を持っています。一方、維新の会サイドにしても国政という場に乗り込むにあたって、自民党の有力派閥たる清和会に籍を置き、元総理の肩書を持つ
安倍氏の存在は大きな利用価値があります」(前同)

まさに、総選挙の"台風の目"として注目を集める両者の急接近。その背景を探ると、ある人物の影が見え隠れするというのだ。
「小泉純一郎・元首相ですよ。橋下-安倍ラインの裏で打倒民主の戦略を練り、戦いの指示を出しているといいます」(前出・自民党中堅議員)

そうした話が、いまや永田町で公然と囁かれているのだ。
「1カ月ほど前の、あるパーティーの席上でした。小泉元首相と安倍氏がバッタリ遭遇。小泉元首相は、そこで"いまが解散に追い込むチャンスだ。もたもたしている谷垣の尻を叩いて、早く解散に追い込め"とアドバイスしたといいます」(政治評論家・浅川博忠氏)

実際、これ以降、安倍氏は本格的に谷垣執行部に牙を剥くようになる。
「現在、小泉元首相は日本橋にある自身の事務所に、たまに顔を出して人と会うくらいです。その一方、自分の直系の安倍元首相や中川秀直・元幹事長、はたまた、息子の進次郎氏に、政局における喧嘩の仕方をアドバイス。いまや、そんな"裏のシナリオライター"である気楽な立場を大いに気に入っているといいます」(前同)

表向きは政界から一歩引いた隠居生活を送っているようにも見えるが、一時代を築いた"政局を見る目"は、むしろ鋭さを増しているという。
「確か7月25日でしたが、石原伸晃さんが小泉さんに会った際、"おまえ、何やってんだ。いま解散権を持っているのは自民党だぞ"と20~30分、ねじ込まれたという話があります。自民党が解散権を持っているんだから、消費増税に反対するような形で不信任案を出せよ、ということでしょう。石原さんは慌てて谷垣さんにそれを伝え、自民党は3党合意からアンチ野田に一転したという話です」(政治評論家・板垣英憲氏)

同様に、前出のベテラン記者もこう話す。
「小泉さんは、政治への情熱はまったく冷めていません。だから、死に体の野田内閣に攻め込めない谷垣さんに不満がいっぱいでした。7月には、本人に消費増税を取引材料にして、倒閣へハッパをかけたといいます」

09月13日公開のvol.2に続く・・・。

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