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ルーキー・長嶋茂雄「大物」伝説 33連発 vol.5

[増刊大衆10月27日号]

長嶋に「2年目のジンクス」は存在しなかった。
開幕直後から打ちまくり、「初の4割打者誕生か」と騒がれるほどの好調。
そして、運命の6月25日を迎える。

25.ファンからの年賀状の総重量がなんと30㎏!

長嶋の元にはファンから年賀状が殺到。
1月28日には「三日の夜、量ってみたら八貫目(30㎏)もありました」と発言している。

26.後の長嶋語録を彷彿とさせる迷言もチラリ!

スーパースター・長嶋には、オフに取材が殺到。
なかには、のちの長嶋語録を彷彿とさせるやりとりも。
たとえば「やっぱり肉が一番好きだけど、もっとも魚が好きです」などと答えたのも、この頃だという。

27.春のキャンプで新人・王貞治と同室になるが2月1日、巨人軍初の宮崎キャンプがスタート。

長嶋は3日に合流した新人・王貞治と同室になるが、王はすぐ大部屋に移される。
王のいびきの大きさに長嶋が耐えられなかったのだ。

28.因縁のライバルである金田から開幕本塁打!

4月11日の開幕戦の対戦相手は国鉄。
長嶋は金田から開幕ホームランを放って、前年に喫した「4打席4三振」の借りを返した。

29.周囲が「初の4割打者誕生か」と色めき立つ4月、トップギアで走り始める。

25日に金田から場外ホームランを放った時点で打率は4割5分を超え、「初の4割打者誕生か」と周囲は色めき立った。

30.「5割打者も不可能ではない」との声も!

5月13日対広島戦。
長嶋は自身初となる満塁本塁打(10号)を放って、打率を4割6分4厘まで伸ばす。
「5割打者も不可能ではない」との声も上がった。

31.徹底した敬遠攻めは偉大な打者の証か?

5月16、17日の対中日3連戦で6フォアボールに見舞われた長嶋。
敬遠の連続に怒った正力松太郎・読売新聞社主は「敬遠は安打とせよ」と叫んだ。

32.スター・石原裕次郎になにかと可愛がられる

6月12日、兄貴と慕う石原裕次郎を見送るために羽田空港に向かうが、遅刻。
飛行機の離陸時間を遅らせてしまう。
また、この年、裕次郎の肝煎りで歌手デビューを果たす。
曲名は「男の友情・背番号3」。

33.今日のプロ野球人気を決定づけた運命の一打

6月25日、後楽園球場。
伝統の巨人・阪神11回戦は、日本のプロ野球史上初めて天皇・皇后両陛下が観戦する「天覧試合」だった。

巨人は藤田元司、阪神は小山正明。
両エースの先発で始まった試合は手に汗握るシーソーゲームとなる。

3回に阪神が先制すれば、5回に長嶋の本塁打などで巨人が逆転。
6回表に阪神が3点を追加して再逆転。
8回に王貞治の本塁打が飛び出して、4対4の同点。
両者がっぷり四つのまま、9回裏に突入する。

阪神の投手は村山実。
先頭打者は長嶋。
2ボール2ストライクの5球目、村山が渾身の力を込めて投げた内角高めの球を、長嶋は鋭く叩きつけた。
ボールはレフトポール際の左翼席に吸い込まれる。
劇的なサヨナラホームラン。
この瞬間、長嶋茂雄は単なるプロ野球選手以上の存在となった。

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