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因縁の日本シリーズ星野 楽天VS原 巨人「ベンチ裏の壮絶暗闇」 Vol.2

[週刊大衆11月11日号]

一方、日本シリーズをめぐる"情報戦争"は、「選手のデータ分析といった側面よりも、"心理戦"の側面が強い」と語るのは、前出・江本氏だ。
「実際は"情報戦をやるぞ"という情報戦をやってるわけです。だいたいのデータはいまさら集めるまでもなく、みんな、すでに知ってるわけですからね。それよりも、監督とあの主力選手はうまくいってないとか、あの選手はちょっとヤル気を失ってるとか、そういう情報のほうが大事なんですよ」(江本氏)

ある球界OBは、V9時代の川上哲治監督の話を例に挙げる。
「あらゆるところに手を回していてね。相手選手が通っている飲み屋とか、記者連中も使って交友関係を調べ上げ、ゲーム中、キャッチャーの森昌彦(後の森祇晶監督)に囁かせる。ノムさんの囁き戦術と一緒(笑)。"銀座の○○チャンはいい子だな"なんて言われたら、バッターは動揺する。巨人の坂本は少々ヤンチャだと聞いてますから、気をつけないとね(笑)」

主力選手たるもの、知られては困る「スキャンダルの種」には要注意。
マスコミの目も、シーズン中以上に警戒が必要なようだ。

では最後に、今年の日本シリーズの"勝負所"はどこになるのか、専門家の見立てを聞いてみよう。
「楽天のキーマンは、もちろんマー君。彼と今年調子のよかった則本がしっかり勝てれば、楽天は勢いづきます。裏のキーマンはキャッチャーの嶋です。彼の逃げないリードが、今年の楽天を引っ張ってきましたからね。一方、今年の巨人は阿部のチームですから、彼が打つかどうかが、巨人の勢いに直接関わるでしょうね。普通に考えれば、巨人が勝つでしょうが、勢いに乗れば楽天が、あれよあれよという間に4勝してしまう可能性もあります」(野球評論家・橋本清氏)

前出・江本氏は楽天の新外国人2人をキーに挙げる。
「外国人のマギーとジョーンズが打てなければ、楽天は勝てない。逆に言えば、巨人は2人さえ抑え込めば楽勝でいけます。ただ、内海にしても、杉内にしても、マー君のような絶大な信頼感はない。それだけにかえって、打たれたときのショックもそれほど大きくないんです」
巨人の連覇か、楽天の初日本一か。
激闘は続く――。

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