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恩師 駒大苫小牧高校元監督 香田誉士史氏が明かした「マー君世界一投手」白球秘話 Vol.2

[週刊大衆11月4日号]

06年の高校生ドラフトで4球団から1巡目指名された田中将大は、交渉権を得た東北楽天に入団。1年目から11勝を挙げ、新人王に輝いた田中は、野村監督をして「マー君、神の子、不思議な子」と言わしめる活躍を見せた。

「ドラフト前に将大に言ったんです。"アマチュアで野球をやるのも一つの選択肢だぞ"と。それから、"希望の球団とかあるのか"ここしか行かないとか言うつもりなら、とんでもないよ"と。彼は"12球団どこでも行きます"と言う。そこまでの覚悟があるならプロへ行くのもいいんじゃないか、という話になったんです。プロ入り後も、ちょくちょく連絡をくれます。いま、僕は福岡なので、将大がヤフードームで試合があるときの試合後、会って食事をしたり。今年、彼が19勝目を挙げた日も会いました。野球の話もしますが、彼はもはや想像できない次元で戦っているので、いまはこちらが勉強させてもらっています(笑)。調整は?練習方法は?みたいな。奥さんの里田まいさんのことも"よくやってくれるんですよ~"と褒めてました。食事面や体調管理も含めて、本当にいい奥さんをもらったんじゃないですか」

今年、驚異的な活躍を見せた田中は来年以降、どこを、何を目指すのだろう。

「確かに、これほどの成績を残すと、モチベーションをどうやって維持するか、難しい面はあるかもしれない。メジャーに挑戦したいという気持ちになっても不思議はないでしょう。僕としては、将大がメジャーで投げる姿を見たい気もするし、日本で投げ続けてほしいも気もするし……複雑ですよ、それは。でも、僕にとって田中将大という男に出会えたことは、とにかく監督冥利、指導者冥利に尽きますね。生意気に聞こえたら申し訳ないのですが、彼にとっても駒大苫小牧に来てよかったんじゃないでしょうか。少なくとも"野球さえうまけりゃいい"という教育はしなかったつもりです。決して練習環境に恵まれているとは言えない北の大地で、仲間と切磋琢磨したことは、彼という人間の土台を作っているような気がしてならないんですよ」

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