日刊大衆TOP 芸能

V独走 楽天「どろんこヒーローたちのど根性秘話」 vol.2

[週刊大衆10月7日号]

銀次、枡田といった先輩たちに負けじと、若手選手も活躍している。
特に、2年目の島内宏明の大躍進は予想外のものだった。

「もともとスカウトの評価は低くて、ドラフトで72人中61番目に指名された選手。星野監督が、明大の後輩ということもあって、"下位でもいいから指名しろ"と言って獲得したそうです」(楽天担当記者)

1年目は、足の速さを買われて代走に起用されることが多かったが、「野球の常識もわかっていないような失敗をしては、星野監督から大目玉。島内は法学部出身なんですが、監督に"法律の道に進む気はなかったのか?まあ、それは無理か。野球のルールも知らんのだから"とイジられてましたね」(前同)

それが、今シーズンは得点圏打率、長打率、出塁率すべて3割をマークする驚異の9番打者へと大化けした。
残念ながら、今月13日のオリックス戦で肩を怪我し、CS出場は絶望的になってしまったが、「チームは島内の功績を称えて、ベンチに彼の身につけていた35番のユニフォームを飾っています」(同)

生え抜きではなく、外国人助っ人として、最高年俸のジョーンズ以上に活躍しているのがケーシー・マギーだ。
「当初、球団の評価はジョーンズのほうが上でした。それが、シーズンが進むにつれてマギーの活躍が目立ってきた。打率・302、本塁打26本は、どちらもジョーンズを上回っています」(前出・球団関係者)

この結果は、ひとえにマギーの真面目な性格によるもの。
「オープン戦で結果が出なかったとき、マギーは毎日のように田代富雄打撃コーチにアドバイスを求め、それぞれの日本人投手の癖や配球をノートにつけて頭に叩き込んでいました」(前出・楽天担当記者)

こうした努力の大きなモチベーションになっているのが、家族を気遣ってくれた楽天へのチーム愛だ。
「実は、6歳になるマギーの長男は小児麻痺と闘っています。それを知っていたあるコーチが、キャンプ中の懇親会で"悲しいとき、うれしいとき、人は涙を流すのでしょう"と、同コーチの知人で、筋ジストロフィーを抱える男性が作った歌を披露したんです。翌日が息子の誕生日だったマギーは、"楽天を選んで正解だった"と大泣きしたそうです」(前同)

最後に忘れてはならないのが、超ベテラン投手の斎藤隆の活躍だ。
もともと斎藤は、戦力として期待されていなかったという。
「地元・仙台のヒーローだし、グッズが売れればいいや、ということでフロントが獲得したんです。それが、数少ない登板機会で力を発揮し、クローザーを任せられるまでになりました」(デスク)

前出・新浦氏も言う。
「斎藤隆は中継ぎから抑えに変わったことから、監督が大きく信頼しているのを感じますね」

さらには、マウンド外でもなくてはならない存在になっている。
「チーム内で数少ない日本一の経験者であるうえ、元メジャーリーガー。リーダー的存在として頼られています。フロントの間では、幹部候補生としても考えているとか」(デスク)

ベテランから若手までの"どろんこヒーローたち"が待ちに待った歓喜の瞬間は、もう間もなくだ!

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.