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熱海なら貫一お宮のはずが【競馬新理論】井崎脩五郎

[週刊大衆2106年02月22日号]

 ジェネレーション・ギャップってあるんだよなあ。

1番 ○アメリカンイナズマ
2番 ○タイセイブルグ
3番 ○ミラクルユニバンス

 昨年10月3日に、阪神1Rで、内の1~3番に入った馬の頭文字が「アタミ」になっていた。われわれは熱海(あたみ)というと、貫一、お宮の金色夜叉(こんじきやしゃ)をすぐ思い出すのだが、若い子に聞いたら、「何ですか、それ!?」。まるっきり知らないという。そういやあ、金色夜叉は今、舞台でもテレビでも、ほとんどやらないもんなあ。

 金の力でいいなずけのお宮を奪われた貫一が、高利貸となって復讐するというのが、金色夜叉のストーリー。そこでこの阪神1Rの出馬表に金色夜叉関係を探したら、コンゴウノカガヤキという馬が出ていた。コンゴウは漢字に直すと金剛で、金色夜叉と“金”つながり。しかも、このコンゴウノカガヤキが「宮」厩舎所属だったのである。お宮の“宮”ではないか。

 こりゃあ、この馬でいけるな。初のダート戦だが、500キロを超す大型馬だから、むしろ合っているのではないか。そう考えて、単複と馬連総流し。そうしたら、出遅れて砂をかぶり、下がる一方で大差のシンガリ負け。若い子が「新理論はギャップなしで全員に通じるものがいいですよ」と言ったが、ホントだな。

■井崎脩五郎 プロフィール
1947年生まれ。東京都出身。競馬評論家・コラムニスト。独特のレース予想と明るいキャラクターで人気を博し、数々のテレビ番組に出演。多数のコラム連載も持つ。

熱海なら貫一お宮のはずが【競馬新理論】井崎脩五郎

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