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日ハム・大谷VS阪神・藤浪「5年後にメジャー対決」の青写真

[週刊大衆02月22日号]

日ハム・大谷VS阪神・藤浪「5年後にメジャー対決」の青写真

 21歳にして、不動の両エース。かつてないスケールで成長を続ける2人の右腕に、メジャーから早くも熱視線が――。

 プロ野球キャンプたけなわ。連日、各球団のニュースが飛び込んでくるが、野球専門誌記者がこう話す。「やっぱり話題の中心は、米国アリゾナ州ピオリアでキャンプ中の日本ハムの大谷翔平(21)。そのライバルで、阪神・金本新監督体制のもと、沖縄・宜野座でキャンプ中の藤浪晋太郎(21)にも関心がいきますね」

 いったい、日本球界のWエースは、どんなキャンプを送っているのか? キャンプ初日に視察した元日本ハムで、パドレスのアンディ・グリーン新監督を驚かせたのは大谷だ。同監督は、「腕の振りがスムーズ。現役時代のカート・シリングを思い出した」と、ワールドシリーズMVPにも輝いた通算216勝の右腕を引き合いに出して、大谷を絶賛した。「パドレスだけではありません。初日のブルペンではロイヤルズのルイス・メディーナGM補佐をはじめ、ジャイアンツ、アスレチックス、レンジャーズのスカウトが大谷の投球を凝視。全力投球にはほど遠いキャッチボールのような投げ方にもかかわらず、口々に彼の底知れぬ能力を褒めちぎっていたそうです」(スポーツ紙デスク)

 一方の藤浪は初日、2日と他の投手陣がブルペンで投げ込むのを尻目に、一人だけブルペンに入らず、フィールディング練習の特守を敢行するというマイペース調整。「藤浪は、全面に厳しさを打ち出した金本新監督の管理のもとでトレーニングする他の選手たちとは違って、自分流に調整していい、という特権を手に入れました。これは、藤浪が金本新監督に真のエースと認められた証拠でしょう」(前出の野球専門誌記者)

 開幕に備える2人に対し、野球評論家の橋本清氏は次のように話す。「大谷も藤浪も、日本野球の枠に収まりきらないスケールの選手ですから」特に、大谷に関しては、プロ入り前からメジャー志向の強い選手であったことは周知の事実。このオフには、具体的なメジャー移籍の準備を始めている。「大谷は1日の食事を7回に増やし、一時は体重100キロを超える肉体を作り出しました。これは、明らかに将来のメジャー移籍を見越してのことでしょう。時期は分かりませんが、彼は必ずメジャーに渡るはずです」(前出の橋本氏)

 ただ、ダルビッシュ有や田中将大という先輩たちが日本で7シーズンを戦い、その後、メジャーに渡ったことを考えると、今年4年目の大谷が海を渡るのは早くても4年後となるが……。「大谷の場合は、日本ハムとの間で特殊な契約を結んでいるともいわれているので、もっと早まるかもしれません」(球界関係者) 現在のポスティングシステムの有効期間は3年。今年のオフからルールが見直される。「どのようなルールになるのか不透明だが、おそらくFA権を獲得する前に、ポスティングシステムでメジャー移籍が濃厚」(前同)というのが大方の見方だ。

 では、いったい、どの球団が有力なのか?「現在のところ、大谷の受け入れ先として最も有力視されているのが、日本ハムと業務提携を結んでいるパドレスです」と話すのは、メジャーの動向に詳しいスポーツライターの福島良一氏。「ただのマネーゲームになれば、ヤンキースやレッドソックスなどの金満球団が競り落としてしまうかもしれません」(福島氏)

 だが、パドレスには資金力はないが、他球団より勝っている点があるという。「南カリフォルニア・サンディエゴの素晴らしい球場と気候は、野球をするには理想的な環境です。日本人投手が肘の故障に苦しんでいる現状を見れば、一時の大金よりも、投手として長く活躍できる環境を選ぶ可能性は高いと思います」 アリゾナでキャンプを行っている間、日本ハム、パドレス、大谷の三者間で、大谷の進路に関する重大な話し合いが行われる可能性は決して少なくない。「1999年、オリックスの業務提携球団だったマリナーズの春季キャンプに参加したイチローが、2年後の2001年にマリナーズに移籍したことと、同じようなことが起きる可能性が高いと思います」(前同) その時期は、ダルビッシュや田中のケースに比べれば、少し早まるのではないか、と福島氏は推測する。

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