日刊大衆TOP 社会

100年以内本当にヤバい「日本全国大地震危険度MAP」 vol.2

また、「4年以内の発生率7割」との調査結果もある東京湾北部を震源域とする直下型地震の場合、建物倒壊や火災で死者およそ1万人。さらに、災害の直接被害に加え、大都市部では治安の悪化も懸念される。
「震災に乗じた犯罪が多発すると指摘されています。特に帰宅難民が狙われやすく、混雑を避け、小道に入ったところを後ろから襲うノックアウト強盗の被害が出ると見られています。実害以上の恐怖があるわけです」(前同)

加えて"火災旋風"という二次被害も懸念される。
「炎を伴う旋風のことで、地震によって生じた地殻の裂け目から、メタンガスが地表に漏れ出すことによって引き起こされる可能性が指摘されています。関東大震災の際は、当時、空き地となっていた本所の被服廠跡に逃げ込んだ市民4万人が、これで命を落としています」(大宮氏)

この火災旋風は高さ100メートルに及ぶとの証言や、秒速80メートルで移動するとの推計もあり、まさに火災旋風によって東京が火の海と化すこともある得る。

東京と同じく「5」判定の愛知県も、都市部の名古屋市で被害が甚大となる。
「名古屋駅周辺は海抜1~2メートルしかなく、市域の7割が液状化する恐れがあります」(名古屋の防災担当者)

一方、福井県を「5」と判断したのは、大飯原発(おおい町=関西電力)のほか、若狭湾岸に計13基の原発が立地しており、この地域は"原発銀座"であると同時に、多くの断層が走る"断層銀座"でもあるからだ。
「特に大飯原発は、1、2号機と3、4号機の間に、F-6断層(破砕帯)が走り、非常に危険な状態です」(大宮氏)

この断層を震源とする直下型地震が起これば、福島第一原発事故以上の災害に見舞われるという。
「福島の原発事故では、ベント装置によって蒸気を放出し、格納容器が爆発する最悪の事態は免れましたが、大飯原発には、そのベント装置がありません。もしも核燃料ごと格納容器が爆発したら、福島以上の悲劇が生まれます」(反原発団体関係者) しかも、西から東に流れる偏西風の影響で福島原発事故は大半の放射能が太平洋側に流れたとされるが、大飯原発の東方には、名古屋などの大都市があり、被曝者の数は福島原発の比ではないといわれている。

福井県だけにとどまらず、日本の中央部を放射能汚染に陥れることになる。
その意味では最も危険な地域といえよう。

09月22日公開のvol.3に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.