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“4”が付いて回ったポアロ「井崎脩五郎 競馬新理論」

[週刊大衆2016年02月29日号]

 名探偵ポアロ――。『アクロイド殺人事件』や『そして誰もいなくなった』など、数々の難事件を解決したあの名探偵の名を、そのまま頂戴した馬がいる。昭和54年に生まれ、美浦の中村貢厩舎に所属した牡馬のポアロである。

 血統は、父シルバーシャーク、母メイワリボン。名探偵ポアロは灰色の脳細胞という異名をとったから、馬のポアロも、父シルバーシャークの芦毛を受け継いで、灰色っぽい芦毛だったらドンピシャだったのだが、母とまったく同じ栗毛。

 さて、その競走成績だが、奇妙なことが起きた。最初からずっと“4”がついて回ったのだ。デビュー戦(9着)が「4番人気」。2戦目(4着)も「4番人気」。3戦目(6着)も「4番人気」。これは、行く先々で“死(4)”のからむ事件が待っていたポアロとそっくり。この馬、ひょっとして、「4戦目」に「4番人気」で事件解決となるのではないか。つまり初勝利。そんなことを話していたら、本当にその通りになった。4番人気でぶっち切りを演じ、単勝が780円。即、宴会をやったのを覚えている。

 先日、テレビで『ポアロ最後の事件』という映画をやっているのを見ているうちに、懐しいポアロ激走を思い出した次第。

■井崎脩五郎 プロフィール
1947年生まれ。東京都出身。競馬評論家・コラムニスト。独特のレース予想と明るいキャラクターで人気を博し、数々のテレビ番組に出演。多数のコラム連載も持つ。

“4”が付いて回ったポアロ「井崎脩五郎 競馬新理論」

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