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風速70メートル超!「スーパー台風」連続上陸の恐怖 vol.2

さらに、この続発するとされる巨大台風の進路上に、日本列島が位置しているというのだ。
「台風は高気圧の縁を通るので、そのコースは太平洋高気圧が、どの程度張り出しているかによります。台風15号の時期は、太平洋高気圧が大きく張り出し、日本の大部分を覆っていたため、日本列島に近づかずに台湾や東シナ海に逸れていくコースだったんです。しかし、例年、秋になるにつれ、太平洋高気圧は東に移動。すると、台風が日本列島を直撃することになります」(科学ジャーナリスト)

となれば、今秋、驚異の天災"スーパー台風"が日本に上陸する可能性は高そうだ。もし、このクラスの台風が日本に上陸した場合、どの程度の被害を及ぼすのだろうか。科学ジャーナリストの大宮信光氏は、こう語る。
「59年の伊勢湾台風を超える被害が出ることは、大いに考えられます。当時に比べ、防災の技術は発達しましたが、災害も変化します。現代のようにアスファルトに固められた地面が多いと、雨水が一気に川に流れ込むため、洪水の被害が発生しやすく、より大きな爪痕を日本列島に残すことになるかもしれません」

大宮氏によれば、地下街が発達している都市部では、地下に水が流れ込み、大きな被害に繋がることも考えられるという。

さらに、恐いのは水害だけではない。
「風速70メートル級の台風ともなれば、強風による被害も圧倒的に増えます」(前同)

強風による被害とは、いったい、どのようなものなのか。
「"スーパー台風"が来た場合、家屋の倒壊はもちろん、鉄塔が倒れたり、電車が横転したりする可能性まで十分に考えられます」(同)

実際、04年の最大瞬間風速74メートルを記録した台風14号では、宮古島の道路に脇に立っていた電柱が何本もなぎ倒され、さらに沖縄電力の風力発電機までもが3機倒壊している。
「ほかにも、都市部では高層ビルのガラスが割れれば、その破片が地上に降り注ぎ、大惨事に繋がるでしょうし、強風が入り込むと、ビル内は目茶苦茶の状態になると思われます」(防災ジャーナリスト)

たださえ恐ろしい巨大台風なのだが、これが一気に連続してやって来る危険もあるというのだ。
「台風が2つ同時に、日本に接近することは過去にもよくありました。最近では、今年の6月、台風4号、5号が連続で日本に襲来しました。巨大台風だからといって、連続しないとは限りませんから、可能性はもちろんありますよ」(気象庁関係者)

迫りくる"スーパー台風"の被害を最小限に食い止めるためには、万全の備えと警戒が必要であることはいうまでもない。

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