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「維新の会」で早くも噴出した"橋下&松井タッグ"消滅危機

[週刊大衆10月08日号]

「維新の会」の橋下徹大阪市長とは"一卵性双生児"と自認し、政策も人間関係もすり合わせていたのに、最後の最後にソデにされた、みんなの党の渡辺喜美代表。最近は近しい人にこうボヤいている。
「元凶は松井一郎・大阪府知事だ。ヤツは首から下が自民党だからなぁ」

みんなの党は、その政策・主張があまりにもとんがっていて、国会では自民党からも嫌われている。松井さんの判断は、「総選挙前から渡辺代表と組むのは、その後の連立の選択肢を狭めてしまう」だった。もっといえば、選挙後は「自・公・維新」連立を志向する松井さんにとって、渡辺代表は邪魔だった。

ある大阪府議がいう。
「実は、維新の会は"政策は橋下、政局は松井"の住み分けができている。自民党府議・市議が維新の会に大量に寝返ったのも、松井さんの仕掛け。代表の橋下さんが幹事長の松井さんに敬語を使うのも、単に5歳年上だからじゃないんだ。そんなわけで、維新から国政に出たい連中の松井詣でが盛んになった。で、たかだか府議の経験しかない松井さんは国会議員がスリ寄ってくるので、すっかり舞い上がり、平気で渡辺さんをコケにしたんだよ」

日本維新の会の設立パーティーに4000人を集めてご満悦の2人だが、このツートップの間には、早くも隙間風が吹いている。

松下忠洋・金融相の自殺に伴う鹿児島3区の補選(10月実施)に、松井さんは「候補擁立を検討する」と維新のデビュー戦を準備したが、橋下さんは「候補を出すべきではない。選挙屋に見られてしまう」と、ただちに否定している。

橋下さんに近い関係者は、特捜班にこぼした。
「今後、選挙が近づいてくれば、2人の路線の違いはどんどん鮮明になる。民主党を離党した松野頼久さんら現職議員7人は、"なんで府議あがりの松井のいうことを聞かなければならないんだ"と、密かに会合を繰り返してますよ」

松井さんも、しょせんは橋下の威を借るキツネ。分をわきまえないで増長すれば、維新の会の存続に関わる。

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