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ある日突然年金が消える年金機構の「詐欺まがい手口」許せん! vol.2

[週刊大衆10月08日号]

内部にもわからないとは、いったい、どういうことなのか? 日本年金機構本部に話を聞いた。

――指摘の"内規"なるものは存在するのか。
「"内規"ではなく、『国の債権の管理等に関する法律』に基づいています。その10条(管理の基準)に、"財政上、もっとも国の利益に適合するように処理しなければならない"と謳われており、"臨時の支払い"(Aさんのケースでいえば6万5000円)は債務との相殺に回してもいいと考えています」

――"臨時の支払い"とは。
「Aさんのケースでいえば、手続きを怠ったことで、本来、支払われる時期ではなく、臨時にあとで支払われることになった6万5000円を指します。したがって、その対象は奇数月の支払い予定分だけに止まりません」

――つまり、Aさんのケースでいえば、8月に約22万プラス6万5000円を支払おうとしても、やはり、その6万5000円は引かれた?
「そうです」

――そのことは、本人の同意を得ているのか。
「いません」

――それで問題ないのか。
「どうしても差し引いたことを了承いただけない場合、返金することにしています(Aさんに対しても)。申し訳なく思っており、今後、債務の返済方法について話し合った際、"臨時の支払い分"については差し引くことを書面に書き入れるようにするつもりです」

――そもそも、親の債務を子に払わせていいのか。
「子といいますか、年金も資産ですから、相続人を対象に支払い請求しており、それは民法の規定で適正な行為です」

――過払い分以外に、一方的に引かれるケースはあるのか。
「ありません。しかも、"臨時の支払い分"に限ってのことで、極めて稀なケースだと認識しています」

しかし、この日本年金機構本部の言い分、年金事務所所長の「困っている方がほかにもかなりいる」との話と食い違う。また、法律に則って適正にやっているというなら、返金する必要はないはずだ。Aさんには、10月振込分で返金される予定だという。
「たかだか6万5000円で、というかもしれませんが、年金だけでカツカツで暮らしている者からすれば死活問題です。組織が変わっても、社会保険庁時代と、なんら変わっていない証拠ですよ」(Aさん)

あなたの年金は大丈夫ですか?

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