日刊大衆TOP 社会

必ず尖閣に攻めて来る中国次期国家主席習近平「超反日ゴーマン素顔」 vol.1

「日本軍国主義は、米国を含むアジア太平洋の国々に、巨大な傷を残した」
そう歴史問題を持ち出したうえで、「日本国内の一部勢力は誤ちを繰り返し、(尖閣諸島の)島購入という茶番を演出した」と痛烈な批判を口にしたのは、中国の習近平副主席。

この10月に開かれる第18回中国共産党大会で、胡錦濤国家主席から、「共産党総書記」のポストを引き継ぐことが確実視されている人物だ。9月19日、バネッタ米国防長官との会談の席での発言だった。

尖閣諸島問題をめぐっては、9月中旬まで中国全土で激しい"反日デモ"が起きたことは記憶に新しい。
「9月20日前後を境に一気に引き締めを行ない、デモは沈静化しました。ただ、その後も中国共産党の最高指導部である政治局常務委員9人のほとんどが、個別に対日批判を展開するなど、尖閣問題では絶対に譲歩しないという中国指導部の"ポーズ"を内外に示しています」(全国紙北京特派員)

前述したように、5年に一度開かれる中国共産党の最高議決機関である党大会で、最高位の党総書記に就任することが内定している習近平氏は、来年春の全国人民代表大会で、国家主席のポストに就くと目されている。10年間続いた胡錦濤時代が終焉を迎え、新たに習近平時代がスタートするわけだ。
「共産党総書記の交代は、胡錦濤の任期満了に伴うものですが、全国2300人の党代表による投票が行なわれ、一応選出という体裁は取ります。しかし、立候補者は習近平一人で、実質は信任投票のようなものですから、100%近い支持を受けるはずです」(前同)

13億人を抱える巨龍・中国のトップに立つ男とは、いったい、いかなる人物なのだろうか。
「1953年生まれで現在、59歳の習近平は2010年秋、党中央総会で中央軍事委員会副主席に選出され、ポスト胡錦濤の地位を固め、世界中から注目されました。彼の政治的なバックボーンを読み解くキーワードは"上海閥"と"太子党"、そして"解放軍"です」(外務省関係者)

現在、中央政治局常務委員でもある習氏は、1985年、福建省アモイ市副市長を手始めに、同省福州市書記、福建省長、浙江省書記、上海市書記と出世の階段を駆け上がってきた。
「上海市書記、つまり上海のトップを務めたことからもわかるように、彼は江沢民を中心とする"上海閥"の一員です。上海閥をわかりやすくいえば、利権集団といったところでしょうか。90年代以降、改革開放政策の恩恵を受けた既得権益層です。習近平は、この江沢民の引きで上海市書記の座に就きました」(前同)

この上海市書記への就任は、ある事件がきっかけだった。2006年9月、党政治局員である上海市のトップ・陳良宇氏が汚職容疑で逮捕されたのだ。
「これを仕掛けたのが胡錦濤でした。翌07年の党大会を控えて、江沢民率いる上海閥に打撃を与えようとしたんです。つまりは汚職事件に名を借りた、"上海閥"と"団派"による権力闘争の始まりです」(前出・北京特派員)

中国共産党内には、「上海閥」に対し、胡錦濤国家主席に代表される、中国共産主義青年団出身者による「団派」の勢力争いがあるといわれる。つまり、習近平氏の国家主席就任は、バックに江沢民氏をトップに据える上海閥の勝利、という側面があるのだ。

そして、彼を支える2つめの"柱"が「太子党」だ。
「太子党は、主に共産党の高級幹部の子弟で、親の財力や人脈などを世襲した特権的な階層を指します。誤解されがちですが、太子党とは『上海閥』や『団派』のような政治集団ではありません。ただ、彼らは生まれ持った"親の七光り"により、政財界でそれぞれ要職につき、連携しています。結果、富める者がますます富む、という状況が生まれ、庶民からは憎悪の対象になっています」(中国在住ジャーナリスト・北嶋隆氏)

副首相まで務めた習仲勲氏を父に持つ習近平氏は、まさに典型的な太子党出身者なのだ。だが、決して単なる"ボンボン二世"ではない。中国のトップを務めるうえで要となる人民解放軍とも、強固な関係を築いている。
「父親の習仲勲は人民革命軍事委員会委員や第一野戦軍政治委員などを歴任し、旧来から軍人脈が豊富です。それに、本人も軍事政策の最高意思決定機関である党中央軍事弁公庁秘書を務め、もともと軍にも人脈がありました。おまけに、夫人の彭麗媛も人民解放軍総政治部歌劇団長で、現役の中将であることから、軍内でのパイプは強固なものがあります」(外交評論家・井野誠一氏)

10月09日公開のvol.2に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.