日刊大衆TOP 社会

自民・小泉進次郎、安倍政権を救う「集票マシン化」指令

[週刊大衆03月14日号]

自民・小泉進次郎、安倍政権を救う「集票マシン化」指令

 永田町の動きが、風雲急を告げている。最大野党である民主党と維新の党が合流に向け、2月23日から本格的な調整に入ったのだ。「当初は、党名の変更や新党結成を求める維新と、それに抵抗する民主との間で大きな隔たりがあったのですが、今夏に行われる参院選に向けて危機感が強まる民主が譲歩。合流に向け、動きを一気に加速させたんです」(永田町関係者)

 その直前の20日には、野党5党が結集。都内で開かれた社民党の党大会に、民主党、共産党、維新の党、生活の党と山本太郎となかまたちの党首や幹事長が駆けつけていた。「夏の参院選をにらんだもので、一強状態の自民党に対抗するためなのですが、何より驚いたのは、共産党まで参加したこと。原則として、他党との連携をしてこなかったのが共産党ですからね」(前同)

 すでに自民VSオール野党という構図が鮮明となった永田町。参院選に向けた選挙モードに突入している。迎え撃つ自民は、現状、各世論調査による安倍政権の支持率が50%を超えているが、稀に見る包囲網を前に党全体で期待するのが、小泉進次郎氏だという。「彼の人気は抜群。自民不毛の地といわれた沖縄県で1月に行われた宜野湾市長選挙でも、彼が現地入りしたおかげで勝てた。参院選では、“集票マシン”として、全国をとにかく回ってもらいたい。安倍首相も、そのつもりです」(政治部記者)

 一国の宰相が若手議員にすがりつくとは異例だが、そこにはワケがある。ノンフィクションライターの常井健一氏が解説する。「安倍首相は今夏の参院選でブッチギリで勝たなければいけないのです。そうでなければ、“このまま安倍首相でいいのか”との疑念が強まり、安倍降ろしが始まる可能性もありますから」 現状、安定しているように見える安倍政権だが、「今の自民一強は、国民が民主党に政権を任せた2009年のトラウマを持っているから。“信じられない民主党より、嫌いな自民党にとりあえず任せておこうか”という消極的な選択の結果なのです」(前同)

 さらに、「自民にとってTPPは不安要素。地方を中心に反発も強く、近いうちに、進次郎氏という“痛みの説得役”が必要になる。他の議員が説明に行っても火に油を注ぐだけですが、彼なら、来るだけで歓迎される。つまり、安倍首相では掴みきれない票を、彼は集めることができるのです」(同)

 進次郎氏が日本中を駆け回る姿は、かつて“小泉旋風”を巻き起こした父親の小泉純一郎氏を思い起こさせるが、常井氏によると、その間に特別な“指導”などはないという。実は同氏は、小泉純一郎氏に対するロングインタビューに初めて成功。その際のやりとりをまとめた、『小泉純一郎独白』(文藝春秋)を、2月25日に上梓したばかりなのだ。「純一郎氏は進次郎氏に、“ああしろ”“こうしろ”とは言いません。進次郎氏も、マネをしているのではなく、自分が成長するうえで、一番身近に最高の手本があったということです」(同) 純一郎氏は常井氏に「進次郎が総理になる資質、他の議員に比べればあるよ」とも語っていたという。今夏の選挙で目が離せないのは、“集票マシン”と化した進次郎氏の活躍ぶりかもしれない!

自民・小泉進次郎、安倍政権を救う「集票マシン化」指令

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.