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小沢一郎 橋下 維新 安倍 自民「W乗っ取り計画」 vol.2

「2人とも親米であり体制派。また、思想的にはリベラル・ライトで一致。民主党の支持母体である労働組合や日教組への敵愾心は、一卵性双生児のように一致しています」(前同)

この両者、先のGW前に大阪市内で2回、6月にも1回、密かに会って総選挙後の提携について密議を交わしたという。

そんな蜜月状態の安倍-橋下"保守連合"に、小沢氏が手を突っ込んだのだ。
「小沢さんは"国家的な危機的状況にあたって、安倍新政権には全面的に協力する"と、あえて安倍総裁の耳に入るように吹聴し始めたんです」(党関係者)

さらに、この両者には知られざる関係がある。安倍氏がウリにしている安全保障の基本は、実は小沢氏から学んだものだという。
「というのも、晋三が若い頃、父・晋太郎氏(元外相=故人)が彼の不勉強ぶりを嘆き、当時、自民党で権勢を振るっていた小沢幹事長の勉強会を指して"彼のところに行って学んで来い"と指示。安倍氏は、そこで政治の基礎を学んだという古い因縁があるんです」(古参の自民党議員)

現在の安倍氏の持論である憲法や安全保障に周辺事態法、そして国連に関する考え方(国連軍の創設など)は、小沢氏の勉強会での学習が基本になっているというから驚きだ。
「前の政権時代、安倍氏は教育基本法改正や国民投票法制定、さらには防衛庁の省昇格を成し遂げたことをいまでも誇らしげに語っています。ですが、これらすべてはもともと、小沢氏の持論だったものです」(同)

そんな両者が接近することに少しの不思議もない。
「安倍氏側の事情もあります。たとえば、安倍氏が3党合意を捨てて維新の会に走っても、参院での"ねじれ"は解消しません。彼が天下を獲り、安定政権を望むなら、参院で、いまだに強い影響力を持つ小沢新党の12議席は、絶対に外せない人数なんです」(夕刊紙政治部記者)

一方、小沢氏と橋下氏の関係も悪くはない。橋下氏が大阪府知事に当選し、国会を訪ねてイの一番に会ったのが、当時、民主党の代表代行だった小沢氏。09年8月のことだ。
そのときのことを、橋下氏は「(小沢氏とは)地方分権や霞が関解体で意気投合した」と興奮気味で話し、さらに「すごい迫力だ。圧倒された」と、最大限の敬意を込めて語っていた。

対して小沢氏も、「(橋下氏は)政治家としての大事な資質を身につけている。彼は、旧体制をぶち壊さなければ新しい本当の市民、国民のためのものは生まれないという趣旨の話をしている。その点は、私の年来の主張と同じだ」
続けて、「小泉純一郎・元首相に似ている。いずれ国政に出て来るだろう」と橋下氏を高く評価。周辺に「橋下の悪口はいうな。つかず離れずにいけ」とも指示したという。

小沢氏は、橋下氏との間に、いつの日か連携があることを早い時点から予測、手を打っていたのだ。また、橋下氏のほうにも事情がある。次期衆院選で一大勢力獲得に成功したとしても、維新の会が、かつての小泉チルドレンや小沢チルドレンと同様、政治の素人、寄せ集め集団に過ぎないことは、何より本人たちがよく承知している。
「官僚たちと喧嘩をして日本改革を断行しようとする橋下さんにとって、経験豊富で百戦錬磨の小沢氏との連携は、絶対に必要です」(維新の会関係者)

10月17日公開のvol.3に続く・・・。

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