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大関・琴奨菊の綱取りを阻む「3つの障壁」

[週刊大衆03月21日号]

大関・琴奨菊の綱取りを阻む「3つの障壁」

 3月13日から開催中の大相撲春場所。注目は、先場所14勝1敗の成績を残し、日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした琴奨菊(32)だろう。「2月29日に発表された番付で、大関・琴奨菊は8場所ぶりに東の正位につきました。今場所も優勝となれば、1998年に若乃花が横綱に昇進して以来となる、日本出身力士の綱取りがほぼ確実といわれているだけに、相撲ファンから大きな期待がかかっていますね」(スポーツ紙記者)

 だが、不安要素もある。琴奨菊の綱取りには、いくつもの“障壁”があるというのだ。まずは、高すぎる綱取りへのハードルだ。「マスコミは“18年ぶりの日本出身横綱誕生”と、しきりに煽っていますが、現実はそう甘くありません。琴奨菊は、先場所優勝したとはいえ、大関昇進以後の28場所中、二桁勝利は8回。大関陥落の危険があるカド番は5回もありました」(専門誌記者)

 角界関係者からの評価も厳しい。元横綱・北の富士が“失礼だけど、これまでまったく優勝候補に挙げられなかった。全勝か14勝での連覇なら声も出るだろう”と語っているように、綱取りへのハードルは想像以上に高いのだ。だが、先場所を14勝1敗で優勝した琴奨菊。同様の相撲が取れれば、綱取りの可能性もなくはないが、それを阻まんとする第二の障壁が、白鵬(30)の逆襲だ。

「白鵬は、昨年の本場所で大鵬の32回の優勝記録を塗り替えると、目標を失ってしまったのか、優勝記録こそ35回に伸ばしたものの、精彩を欠く相撲を続けていました。ところが最近、新たな目標を見つけたというんです」(前同)

 それが、2月28日に行われたイベントで語られた“魁皇超え”だ。「白鵬は“一番のモチベーションは通算1047勝の魁皇さん。近づきたいね”と宣言。現時点で歴代4位となる通算958勝の白鵬が、新たな目標を見つけ、今場所は全盛期の輝きを取り戻す可能性も。琴奨菊も先場所のように、簡単には倒せないでしょう」(同)

 さらに、琴奨菊の連覇に待ったをかけるのは白鵬だけではない。何度も優勝争いに加わりながらも、あと一歩で涙を飲んだ稀勢の里(29)が、第三の障壁として立ちはだかる。「先場所では鶴竜、白鵬2人の横綱を倒すなど、大相撲協会内では、“実力は琴奨菊より上”との評価です。実際、二桁勝利も25場所中、18回と琴奨菊の倍以上の実績を残しています。それだけに、琴奨菊に先を越された悔しさは大きいでしょうから、“琴奨菊にだけは負けたくない”との思いは強いはずですよ」(前出のスポーツ紙記者)

 というように、日本出身横綱誕生には、多くの障壁があるが、決して乗り超えられないものではない。「初優勝の影響で多くのイベントに駆り出され、休日が1日しかなかったという琴奨菊ですが、240キロのバーベルを持ったスクワットなど、よりハードなトレーニングを日夜、積んでいます。トレーナーも“初場所以上の仕上がりになるかも。体の仕上がりがすごくいい”と、自信をのぞかせていました」(前同) 春場所、18年ぶりの偉業達成を期待しよう!

大関・琴奨菊の綱取りを阻む「3つの障壁」

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