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2大国民病「がんと認知症」最新研究でここまでわかった!!

[週刊大衆03月21日号]

2大国民病「がんと認知症」最新研究でここまでわかった!!

 平均寿命が延びるほど皮肉なことに重病リスクも増えていく。現代人を悩ます不治の病の最新事実に迫る!

 2015年9月、川島なお美さんが54歳の若さながら、胆管がんでこの世を去ったことは記憶に新しい。同時期には北斗晶(48)が乳がんを公表、今年2月には渡辺謙(56)が早期の胃がんで手術をするなど、芸能界でもがんと闘う有名人は増える一方だ。「07年の国立がん研究センターの調査によれば、日本人男性が生涯で罹患する確率は55.7%、女性で41.3%と、日本人の2人に1人はがんになる計算です」(医療ジャーナリスト)

 がんと同じく国民病と言えるのが認知症。昨年5月、声優の大山のぶ代(82)も認知症であると明かされ、夫の砂川啓介氏が著書『娘になった妻、のぶ代へ』(双葉社)の中で、徘徊や幻覚があり、おむつをはく状況であることを告白した。「厚労省の12年の調査では、65歳以上の約462万人が認知症と判明。生活に支障をきたさないレベルの“予備軍”まで含めると、患者数は860万人以上にもなります。さらに、80歳以上に限れば、2人に1人が認知症、または予備軍という状況です」(前同)

 自分の最期も、がんか認知症なのか……と思うと暗い気分になるが、備えあれば憂いなし。予防から治療法まで、2大国民病の最新事情に迫った。

 まず、がん治療において重大なヒントになると思われるのが樹木希林(73)。「04年に乳がんが発覚し、その翌年に右乳房を全摘出しましたが、07年には13か所でがんが再発。09年には副腎や脊髄への転移も分かりました」(同) しかし、13年には史上最年長での日本アカデミー賞主演女優賞を受賞、現在も元気な姿を見せている。「彼女が実践しているのは最新の放射線治療である“四次元ピンポイント照射”というもののようです。自由診療のため200~300万円はかかってしまいますが、がん病巣に一度にたくさんの放射線量を照射でき、病巣を叩く力が大幅に増加するのに加え、狙った部分だけに照射できるため、正常な組織への影響が少なくなり、副作用を減らすことができます」(同)

 また、世界の最新がん治療法はというと、「米国ペンシルバニア医療大学では、がん細胞を殺すようにプログラムされた、人体には無害のHIVウイルスを注入するという実験的治療を実施。14年時点では、これを30人が試し、うち23人が生存、19人の患者に症状の改善が見られたそうです」(同)

 このように、がん治療は日々進歩している。だからこそ、「自分で情報収集をせず、医者任せにするのは危険」と語るのは、最新刊に『薬で病気は治らない――薬を使わない薬剤師が実践する27の健康法』(PHP文庫)もある、薬剤師の宇多川久美子氏。「がんにかかると、その進行具合に関係なく、“手術”“抗がん剤治療”“放射線治療”という3大治療のいずれかを受けるのが常識になっていますが、まず、それを疑ってみてください」

 中でも注意すべきは、抗がん剤だという。「がん細胞のみならず正常な細胞にまでダメージを与えてしまうため、抗がん剤を使用した患者さんの免疫力が低下し、肺炎や多臓器不全で亡くなる方が多いのです」(前同) 世間では、“がんを消すには抗がん剤”というイメージもあるが、「米議会では1990年に、“抗がん剤は病巣を一時的には縮小させるが、これは無意味で、延命効果は認められず、患者の生活の質も悪化する”という報告書が提出されており、98年には日本の厚生省の研究班も同様の結果を認めました。抗がん剤が効くとされる乳がんですら、8割の患者に延命効果がないというのが実態です」(前出のジャーナリスト)

 現在、“がんを消す”という発想自体が、医療関係者の間では疑問視され始めているという。「そもそも、がんのほとんどは、ウイルスによる感染症のように外敵によってかかるものではありません。みんな、1日5000~1万個のがんが体内で発生しているのです。それを体内のナチュラルキラー細胞が食べてくれています。しかし、自己免疫力が衰えるなどし、処理しきれなくなると、いわゆる“がん”の状態になるわけです。免疫力が衰えるのは、たいてい不摂生が原因です」(前出の宇多川氏)

 つまり、免疫力が正常に戻れば、がん細胞が発生しても、今まで通り処理できるということ。化学療法の副作用で、さらに免疫力が低下すれば、その可能性は当然低くなる。「古代ギリシャの名医ヒポクラテスが残した“人間は体内に100人の名医を持つ”という格言のように、自然治癒力を高め、がんと“共生”することにこそ、がん治療の可能性があります」(前同)

 宇多川氏の元を訪ねた患者にも、がんと長年、共生している例は多いという。「乳がん末期の50代女性のケースです。彼女は、両親ががんで苦しみながら死んだのを間近で見ていたことから、3大治療を拒否。食生活を見直すなど、自己免疫を高める生活を始めたところ、それから7年経つ今も、元気に自立した生活を送っています」(同)

 しかも、乳がん部分を触診すると、小さくなった感じはしないというから、まさに共生状態だ。その他、肺がんが子宮に転移した末期がんで、3大治療さえ拒否された50代女性の場合は、「食生活の改善、適度な運動に加え、1日3回お風呂に入る、(有機栽培の)にんじんジュースを1日10杯飲むことを実践。最近、がん細胞はかなり消え、医者から“手術できます”と言われたそうです。むろん、拒否したそうですが。もちろんダメなケースもありますが、明らかに改善したケースは数十例見てきています」(同)

 前述の樹木希林のケースも、最新の現代医療を一部取り入れながら、基本的には自然治癒力に依拠した治療法であることが幸いしたのではと、みられている。

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