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石破の「失言」で解散先延ばし必至

ようやく今月内に臨時国会が開かれるメドが立ってきた。しかし、自民党は「野田首相が解散の時期を明言しない限り、信頼はできない」と突っぱねているから、民主政権が抱える懸案事項が、審議・成立するメドは立っていない。
「赤字国債を発行するための特例公債法案は、ねじれの参議院で通る見込みはない。民主党は、"自公野党が非協力だから、自治体に地方交付税も払えず、国民生活に影響が出る"と、情に訴えるしか手がないんです。0増5減の選挙制度改革も景気対策の補正予算も、野党協力がなければ無理。しかも、国会が始まれば、野党はすかさず、田中慶秋法相の外国人違法献金で、問責決議案を出す。民主政権の立往生は、目に見えています」(野党幹部)

そんなわけで自民党は押せ押せムード。だが、石破茂幹事長が"勇み足"失言をしてしまう。「12月9日までに衆院選挙の投票を目指す」という発言が、足元を見られる結果となった。
「12月9日とは、年明けの国会に来年度予算を提出するリミット。政府原案を作成して各省庁に根回しして印刷に回すには、これがずれ込むことは許されない」と特捜班に話すベテラン野党議員は、こう続けた。
「衆院は解散して40日以内に総選挙となるが、12月9日に投開票するには、遅くとも2週間前には解散しなきゃ間に合わない。逆にいえば、その日まで野田政権が国会をダラダラと引き延ばせば、自民党が予算編成することは困難。石破さんは総選挙で勝って政権復帰を前提にして総選挙日程を口にしたけど、逆に、野田民主党に本音を見透かされた。永田町では、これで解散・総選挙は年を越すと、もっぱらだよ」

実は解散・総選挙の日程を一番気にしてるのが公明党。唯一にして最大の集票マシーンである創価学会の選挙戦は、統制の取れた計画行動。だから解散・総選挙の日程次第では、当選者数に影響が出る。石破発言は友党を慮ってのものとも取れる。

いずれにせよ、解散含みの臨時国会。与野党議員は自分の選挙が気になり、まともな審議など無理!?

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