日刊大衆TOP 社会

首相候補 橋下徹、安倍晋三、石破茂「ゴーマン中国退治マニフェスト」 vol.3

[週刊大衆11月12日号]

実は、中国が最も恐れているのは橋下氏だという話もある。
「政治家として未知数な部分が多いため、中国側としても不気味な存在。交渉をするうえで、これは最大の武器ともいえます」(国際問題評論家・小関哲也氏)

前出・古是氏も同様の考えだ。
「外交で、気脈が通じない権力者ほど、相手は用心します。彼が首相ないし外交上の責任者となれば、中国の強気な姿勢に一瞬の戸惑いが出るはず」
また、弁護士出身という特徴を活かして、「人権、正義という面からも、中国を批判していく可能性がある」(国際問題評論家・井野誠一氏) と、中国を戦々恐々とさせる資質の持ち主なのだ。

政治評論家の浅川博忠氏は、こう分析する。
「先日の『週刊朝日』との闘いにも見られるように、橋下氏は交渉に際してパーッとアドバルーンを上げて相手の出方を待ち、それから話し合いに入るというやり方、つまり弁護士たちがいう"喧嘩手法"を取ります。ただし、この手法を外交にあてはめると、かなり危ないといわざるを得ません。たとえば、橋下氏がアドバルーンで"対中戦争も辞さず"とブチ上げたら、そのまま中国側に受け取られて外交破綻、局地戦突入の可能性も限りなく大きくなってしまうでしょう」

三者三様の"勇壮"中国退治マニフェストだが、中国側が最も危機感を抱いているのは、この3人がそれぞれの持ち味を発揮して協力し合うことかもしれない。近く行なわれる総選挙を前にして、現在は敵同士といえる部分もあるが、より大きな外敵・中国に対して手を組むことはあり得る話。ましてや政界再編劇の行方次第では、安倍自民党と、橋下日本維新の会や石原慎太郎氏の新党など第三極が連立、政権を担うことも十分考えられる状況だ。

前出・小関氏は、こうシミュレートする。
「橋下氏が抜群の演説力で対中強硬国内世論を喚起。石破氏は水面下を含めて中国側とギリギリの交渉をする。そして、最後に安倍"首相"が登場、交渉を仕上げていく。こうした流れも考えられると思います」

刻一刻と、日本の底力を見せるときは近づいて来ている。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.