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“背水の陣”松坂大輔と「松坂世代」、逆襲のシーズン開幕

[週刊大衆2016年04月04日号]

“背水の陣”松坂大輔と「松坂世代」、逆襲のシーズン開幕

 いよいよ、ペナントレース開幕が秒読み段階に入った2016年のプロ野球。ファンの視線は新戦力に集まりがちだが、その陰で自身の生き残りを賭け、新人以上の意気込みでシーズンに臨むベテラン勢がいる。それが「松坂世代」だ。

「1980年度生まれの選手たちで、松坂大輔を筆頭に、和田毅、杉内俊哉、新垣渚、梵(そよぎ)英心など、他世代に比べてタレント揃い。しかし、今年で36歳を迎え曲がり角に立つ選手も多く、今季に賭ける意気込みは、どの世代の選手より強いでしょう」(スポーツ紙記者)

 覇権奪回を狙う巨人の村田修一も、その一人だ。横浜時代の07、08年には2年連続で本塁打王となったが、昨季は12本塁打と長打力に陰りが見られた。さらに、プロ2年目の岡本和真の存在が大きな脅威となっている。「巨人は今、一連の賭博問題で、清新なイメージを打ち出しそうと必死。そのため、“フレッシュな岡本を使え”との指令が上層部から下っているとの話もあります」(前同)

 だが、村田にとっても、今年は3年契約の最終年。「三塁守備を含めた総合力では、村田にまだまだ分があります。オープン戦でも3月13日時点で代打成績が8打数5安打と“漢・村田”の意地を発揮しており、“今季こそは”との声も上がっています」(同)

 そんな巨人の宿敵、阪神の「松坂世代」といえば、メジャー帰りの藤川球児。昨年は郷里・高知の独立リーグでプレーしたが、オフに金本知憲新監督から熱烈なラブコールを受け、4年ぶりに古巣のユニフォームを着ることになった。一時は、かつての本職であるクローザーとしての起用も取り沙汰されたが、今季は先発転向が濃厚となっている。「さすがに全盛期のスピードはありませんが、調整はいたって順調。3月13日の日本ハム戦では先発し、5回無失点。中田翔や大谷翔平ら、一流打者のバットを完全に封じ込めました。開幕後は毎週日曜日の先発が予定され“サンデー球児”としても注目を集めそうです」(スポーツ紙デスク)

 しかし、なんと言っても気になるのが「松坂世代」の“ご本尊”松坂大輔である。8年間のメジャー生活を経て、14年オフにソフトバンクと3年12億円の大型契約を結んだ。しかし、昨年は右肩の不安から1軍登板ゼロ。8月には手術に踏み切るなど、野球人生の岐路に立たされていた。はたして、松坂の完全復活はあるのか。前出のスポーツ紙記者は言う。「ソフトバンクの先発投手陣の層の厚さは12球団ナンバーワン。そこに食い込むのは難しいでしょう。ただ、松坂は今春のキャンプでは、順調な仕上がりを見せており、まだまだ期待はできますよ。工藤監督も松坂のローテ入りを考えるほど評価をしています」

 1年ぶりの1軍登板となった16日の西武とのオープン戦では2回を投げて、3安打1失点だったが、「シュートで142キロを計測するなど肩の状態は復活しています。3日の韓国・斗山戦では2回無安打に抑えていますし、怪物復活の日は近いでしょう」(前同) 数々の伝説を刻んできた“平成の怪物”。このまま終わるはずはないだろう。

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