日刊大衆TOP 社会

石原慎太郎「都政5000日マル裏通信簿」 vol.2

[週刊大衆11月19日号]

「道劇は、渋谷の彩りだろ。クソもミソも一緒に摘発したら、なんにも面白くなくなるぜ。本当に作家かよ。永井荷風の爪の垢でも煎じて飲めって!」(近隣の飲食店関係者)

どうやら、お得意なはずの文学に関しても、落第点といった風情だ。

風営法を厳格に適用し、それまで黙認されていた午前1時以降の営業を厳しく摘発したのも石原都政。勤務時間が激減し、朝キャバでもバイトをせざるを得なくなったキャバクラ嬢のY恵ちゃん(28)は、こう憤慨する。
「私たちのドレスは自前なのに、石原サンが五輪の招致会議で着た45万円のスーツは経費だった。そんなカネ使って落選して、フッザケンナ!ですよ」

彼女がいうのは、09年のコペンハーゲンでの五輪開催地選定会議でのこと。都知事を含む総会出席者62人分のスーツの支出は、総額1183万円ナリ。ちなみに、16年五輪を招致しようと東京都が使ったカネは実に150億円!それだけのカネをドブに捨ててもなお、「東京都の財政からすれば痛くも痒くもない」と涼しい顔だった石原氏。
150億円の大半が税金なのに……。通信簿の経済観念の項目は、「ゼロよ、ゼロ!」というY恵ちゃんが正しい?

盛り場がメシの種で、石原氏とは対照的にシビアな金銭感覚を持つ街のヤクザたちも、NOを突きつける。
「慎太郎の浄化作戦は、腐った部分を裏に潜らせただけだよ」と語るのは、ある繁華街をシマとする組幹部。
「きれいごとってわけじゃないが、オレたち街の尻押しは、ボッタクリとか、ひどい商売しているヤツへの抑止力って意味もあるんだ。ところが、最近は少しでもヘタこいたら、すぐコレ(手錠)だろ?ニラミもきかねえよな」

その結果、風俗店などのアンダーグラウンド化が進んでいるという。
「風俗の連中も、どこかで食ってかなきゃいけない。裏に潜るから、ボッタクリやったり、性病が増えたりするんだよ」(前同)

また、無許可の風俗業者に店を貸した場合、大家も摘発されるため、「大家も、風俗には貸さずに、得体の知れない連中に貸すわけだ。そこでは盗品や違法ドラッグが売買されてる。でも、そんなの、外からじゃわからないから、警察も手が出せない。このままじゃ、どんどんひどいことになっていくよ」(同)

風紀を正すための作戦が完全に裏目に出て、通信簿の"計画性"の欄には、1が書き込まれるはずだ。

11月14日公開のvol.3に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.