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「筋を通して孤立」亀井静香の悲哀!

[週刊大衆11月19日号]

石原新党ブチ上げで「また裏切られたね」と、奇妙な同情を呼んでいるのが亀井静香・元国民新党代表(75)だ。

数年前から石原さんに決起を促してきたのに、また土壇場でソデにされたからである。今年4月、亀井さんは本誌特捜班に「大丈夫、新党のお膳立ては済んだ。石原さんは会うたびに"暇だ、暇だ"といっているから。あとは石原さんの決断だけ。アメリカでブチ上げるから」と話していた。

しかし、石原さんがブチ上げたのは新党ではなく尖閣諸島買い取り。亀井さんは、「それ以来、彼は"新党はもう少し待ってくれ。いまは尖閣諸島だ"というばっかり。そんなこっちゃダメだ、と電話を切ってやったんだ」と怒っていた。

亀井さんは、消費税増税反対で国民新党を除名。野党になり、さらに石原新党にのめり込む。6月上旬に石原さんに呼ばれた亀井さんは「いよいよ明日、新党を結成する。都庁で会見だ」と告げられた。ところが、翌日に会見は開かれず、石原さんは維新の会の入塾式のため、大阪に出かけてしまった。

亀井さんは石原さんに電話して激怒。「あんたが"命がけで、この国をやり直す"といったから、俺も死ぬ気になって国民新党を出たんだ。もう、お前ひとりで死ね!と電話を切ってやった」という。

よく電話を切ってしまう人である。「ワイルドだろ~」なんていっている場合ではない。結局、今回の新党にはお呼びがかからなかった。亀井氏側近がいう。
「亀井さんは、自民党政調会長のときに島根県の中海干拓予算などを3兆円近く削り、国交大臣のときには、無駄なダム予算を削り、東京湾横断道路の料金を下げています。彼ほど官僚と対立した人は珍しい。それなのに石原氏は、国政では実績のない橋下・日本維新の会と一緒に中央官僚と闘う、といっています。本人は、相当ガックリきているはずです」

亀井さんは、親しい財界人や有名人に声をかけて新たな党を模索している。しかし、永田町では「亀井さんには同情するが、同調はしない」という声が多数。ああ、あまりに切ない。

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