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日活女優・宮下順子は麻雀の神様にも愛されていた「うっかり馬之助コラム」

 女優の宮下順子さんと麻雀連盟の大会で卓を囲んだことがある。宮下さんといえば、団塊の世代の男たちにとっては女神のような方である。日活時代は主演女優として『四畳半襖の裏張り』のほか、“団地妻シリーズ”などで美女体と妖艶な表情で男性客を大いに楽しませてくれた。

 その演技は高い評価を受け、1978年にはブルーリボン賞助演女優賞、1979年には報知映画賞主演女優賞を受賞している。テレビドラマでも活躍し、時代劇や刑事ドラマで彼女の大人の魅力に惹かれた人も多いのではないだろうか。

 そんな大女優、宮下さんが相手だから、緊張しつつ麻雀をしたわけだが、びっくりした。彼女はとてつもなく優しい女性だったのである。

 ある一局、アタシが八萬を切ったら、トイメンにいた宮下さんが「ポン」と声を上げた。ところが、アタシの下家にいた男性が「チーしたいな」と言うと、なんと宮下さんは「いいわよ〜」とあっけなく譲ったのである。麻雀をする人ならご存知だろうが、「ポン」は「チー」より優先されるのがルールだ。それなのに譲ってしまったのである。

 それから5巡ほどあとのこと。アタシが河から持ってきた九萬を切ったら、宮下さんから「ロン! ホンイツよ」の声。彼女が得意気に広げた手を見ると、そこには七萬と八満が3個ずつに九萬が一枚あった。

 思わず「八萬って最初から暗刻だったのですか」と聞くと、「違うの、さっき引いてきたのよ」という答え。麻雀を知っている人なら驚くだろう、さきほど下家が八萬をチーしたが、その八萬が宮下さんに流れたのである。

 なんという幸運。彼女は映画の神様だけでなく、麻雀の神様にも愛されているんだと、すっかり感心したのである。そして、彼女の優しさにも改めて感動したのである。

 さて現在、G2江戸川634杯モーターボート大賞が開催中だ。初日のドリームレースに出走する濱野谷憲吾(東京)や市川哲也(広島)も気になるが、アタシが一番に推挙したいのは、ボートレース江戸川と相性のいい茅原悠紀(岡山)だ。同選手は2013年4月、14年3月、15年2月と、この3年、連続して2月から4月にかけて優勝している。江戸川と相性のいい茅原選手。アタシは、宮下さんと麻雀の相性は悪かったが、さて――。

日活女優・宮下順子は麻雀の神様にも愛されていた「うっかり馬之助コラム」

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