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降板・古舘伊知郎、『報ステ』珍言名言を振り返る

[週刊大衆2016年04月11日号]

降板・古舘伊知郎、『報ステ』珍言名言を振り返る

 3月いっぱいで『報道ステーション』(テレビ朝日系)を降板したメインキャスターの古舘伊知郎(61)。番組スタートから12年。プロレスやF1中継で人気を博した“森羅万象を実況する男”はニュースをどのように伝えてきたか。名珍場面とともに検証する!

 古舘がニュースキャスターとしてデビューした『報道ステーション』の初回放送は、2004年4月5日。久米宏がキャスターを務めた名物番組『ニュースステーション』の後継としてスタートしたが、「古舘キャスターの感想を聞かれた久米宏は“『ニュースステーション』はもう存在しない。存在しない番組について聞かれても答えようがない”とケンもホロロな対応。これには古舘もカチンときたようで“久米さんを尊敬していたが、冷たい男だ”と厳しくやり合いました」(テレビ誌記者)

 久米の発言で出鼻をくじかれた格好の古舘と『報ステ』は、その2か月後には、時の政府からもクレームが。同6月、ゲスト出演した一橋大学教授の高山憲之氏が年金改革を批判。これに自民党から「選挙期間中であり、多様な意見を反映するなど公平な放送が行われることを強く望む」と、お灸を据えられてしまう。報ステはケチをつけられての船出だったのだ。テレ朝の局アナからフリーになった古舘は、主にエンタメ系の番組MCとして活躍。94~96年には3年連続で『NHK紅白歌合戦』の白組司会を務めている。「ただ報道番組の経験はなかったため、当初からキャスターとしての資質、能力には疑問符がついていた。したり顔でコメントはするものの、付け焼き刃的な印象が強かったことは否めません」(民放関係者)

 マシンガントークで売った彼らしからぬミスもあった。14年10月には「エボラ出血熱」を「エロ……」と言い間違えそうになり、慌てて訂正。同年7月には、雷の影響で停電被害が相次いだのを受け、「エアコンが使えないと熱中症の心配が出てきます」と指摘したうえで、「ま、扇風機等でできる限り」とコメント。“停電では扇風機も使えないよ!”とツッコミを入れたくなるが、そのことに気づいたのか、「あるいは窓を開けていただいて、風を少しでも通すとか」と言い繕って逃れた。

 08年2月には、子ども時代に機能不全家庭で育ったせいで、大人になっても苦しんでいる人のことを意味する「アダルトチルドレン」という言葉を、「大人なのに子ども」「がまんができない大人」と自己流に解釈。翌日の放送で謝罪したこともあった。

 14年10月、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズで日本ハムとオリックスが戦ったときには、「ずっと控えてきたから言いますけど、日本ハムに絶対勝ってもらいたい。栗さん(日ハム・栗山英樹監督)も応援してるんで、私としては。固い契りなので」と『報ステ』の解説者だった栗山監督をえこひいきする公私混同発言をして、オリックスファンから大ブーイングを浴びている。

 また、ピース・又吉直樹が芥川賞を受賞した15年7月には「芥川賞と本屋大賞の区分けが、だんだんなくなってきた感じがする。僕なんかの世代は“あれ?”って感じもするんですよ」と発言。「又吉をバカにしているのか」と、ネット上で叩かれた。

 そんな古舘が大見得を切ったのは、東日本大震災1年後の『報ステ』特番。原発問題を今後も追及し続けることを宣言した古舘は、最後にこう結んだ。「もし圧力がかかって番組を切られても、私は、それはそれで本望です!」 だが、そんな意気込みも15年3月に起きた元経産省官僚のコメンテーター、古賀茂明氏との“番組内バトル”で雲散霧消する。「首相官邸サイドの圧力で番組を降板させられたと爆弾発言をした古賀氏に、古舘は“承服できません!”“それは違うと思います”と反論。真偽はともかく、みっともない“内輪揉め”を公共の電波に乗せてしまう大失態。あれで古舘降板の流れは決定的になりました」(全国紙記者)

 今年3月にはイタチの最後っ屁よろしく、コメンテーターだったショーンKの経歴詐称が発覚。古舘も番組内で謝罪に追い込まれた。「当初はノンポリだった古舘ですが、東日本大震災後は明らかに政府批判のスタンスを強めましたね。それは民主党政権でも自公政権でも変わっていません。ただ、彼の本領はやはりエンタメ系。どうせなら、プロレス中継のときのように“原発は問答無用のアメリカのお仕着せだ~”くらいは言ってほしかった気もしますけどね(笑)」(テレビ評論家の小松克彦氏) 降板後は「新しいことにチャレンジしたい」と語る古舘。次なる名珍場面は、はたして――。

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