日刊大衆TOP 芸能

プロ野2014春季キャンプ「熱血オヤジ選手のちた逆襲!」実況中継 vol.01

[週刊大衆02月17日号]

プロ野球ファンにとって、ベテラン選手が活躍する姿を見るのは嬉しいもの。

昨年、日本一に輝いた楽天も斎藤隆(43)が果たした役割は大きかった。
「斎藤はメジャーを渡り歩き、数々の修羅場を経験していますからね。若い選手の多い楽天で、彼の経験はチームの貴重な共有財産になっています」(スポーツ紙デスク)

日本シリーズで2勝を挙げ、MVPに輝いた美馬学投手も斎藤隆のひと言に救われたことがあった。

美馬はペナントレース終盤、昨年10月の西武戦で、右ひじに違和感を感じて途中降板。一軍登録を抹消され「今季はこれまでか」と落ち込んでいたところ、斎藤から電話があったという。
「斎藤は"まだまだシーズンはあるし、おまえの頑張りを野球の神様は最後まで絶対見てるから、諦めないで頑張るんだぞ"と美馬を励ましたそうです」(前出・スポーツ紙デスク)

今年の斎藤には、田中将大が抜けた投手陣を引っ張る役割も加わる。
「今季は田中がいなくなり、リリーフ陣の働きがより重要になります。斎藤も1年通じて動ける体になるよう、キャンプではじっくり調整していく予定です」(前同)

その楽天に日本シリーズで敗れた巨人は、中日から移籍した井端弘和(38)とともに高橋由伸(38)がチーム最年長の野手になる。

昨年の高橋は、左ふくらはぎの肉離れで約3カ月離脱したが、68試合に出場し打率・303、10本塁打。

年末のトークショーで、「ケガで正直(引退を)決断するときが来たかなと思った」と告白した高橋は、今季について「全部出るのは難しいかもしれないけど、頑張る」と語っている。
「今年の由伸は自主トレから精力的に動き、状態もいい。原監督も外野は長野、高橋、新外国人のアンダーソンで固定したい考えのようです」(巨人担当記者)

野球評論家の橋本清氏は、「由伸の場合はコンディションがすべて。ずっとケガに泣かされ続けてきましたが、体調さえよければクリーンアップを打つ力は十分に持っていますよ」と高橋にエールを送る。

一方、中日を退団し、巨人に拾われる形になった井端は、セカンドレギュラーの座を西武から移籍してきた片岡治大や、移籍組には負けないと息巻く寺内崇幸、藤村大介、中井大介らと争うことになる。
「巨人首脳は、伸び悩んでいる坂本勇人の刺激剤としての役割も井端に期待しているようで、キャンプでは右打ちを教える"井端塾"をやらせるそうです」(スポーツ紙記者)

球団がベテラン選手に期待するのは、戦力としてはもちろんだが、彼らの練習方法や調整法、野球に取り組む姿勢などを若手に学ばせる狙いもある。
「選手というのはコーチから言われたことより、先輩の選手から言われたことのほうを、よく聞くものなんですよね(笑)。実績ある先輩の練習法や技術を見て学んだことのほうが、コーチに教えられたことより身につくんです」と言うのは元メジャーリーガーで野球評論家の吉井理人氏。

その点、中日は実績のあるオヤジ選手の宝庫。球界の現役最年長選手となる山本昌(48)は、その筆頭だ。

プロ野球の一軍で実働27年は歴代2位(1位は工藤公康氏の29年)。
通算218勝を挙げている山本昌だが、昨年11月の契約更改では、落合GMから野球協約の減額制限を超える33・3%減となる年俸4000万円を提示され、「クビなら、クビと言ってください!」と詰め寄ったが、「何、怖い顔してんだ。お前には50歳までやってもらうぞ」と落合GMに返され、意気に感じてサインしてしまったという。
「中日一筋の山本昌だから現役が続けられている面はあるでしょう。ただ、彼は僕と同い年なんですが、体も動いてるし、しっかり走れているから凄い。それにしても、いまのプロ野球は選手寿命が伸びましたね。それだけコンディショニングに対する意識が高まり、トレーニング方法も変わってきたということなんでしょう」(吉井氏)

中日には歴代最多の382セーブを積み重ねてきた岩瀬仁紀(38)もいるが、「昨年11月の自主トレから、リリースポイントを捕手寄りにする新しい投球フォームに改造中でしたが、沖縄キャンプ中に投げ込んで、固めようとしています。岩瀬によれば、取り組んでいる新フォームは"投げる瞬間、打者には全部が真っすぐに見えると思う"そうです」(中日担当記者)

岩瀬のあくなき向上心はオヤジ選手の鑑だろう。

02月16日公開のvol.02につづく・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.