日刊大衆TOP 芸能

未婚の母で五輪 安藤美姫「怨念 氷上の復讐計画 vol.1

[週刊大衆7月29日号]

『報道ステーション』(テレビ朝日系)で「未婚のまま女児を出産」という、衝撃の告白をした安藤美姫(25)。それから1週間経った7月8日、彼女は福岡で行われた『東日本復興支援チャリティアイスショー』で、氷の上を舞っていた。

「出産後とは思えぬキレのいいジャンプを披露し、会場を埋め尽くした観客からは、温かい拍手や応援の声が飛びました。
ただ、出産前に比べて筋力が衰え、まだ戻っていないのは確か。安藤の武器であるパワフルさが鳴りを潜め、慎重に滑っている印象でした。本人もその自覚があって、かつてないほど筋トレに力を入れています」(スポーツ紙記者)

告白直後から、モロゾフ氏、南里康晴選手と、その名が挙がった“父親探し”も沈静化し、世間の関心は安藤が口にした「ソチ五輪への道」へと移りつつある。

「本当は、出産を決めた時点で安藤は引退するつもりだったんです。それでも、自分を応援してくれる人の声に応える責任があると、今シーズンでの引退を前提に、最後の大勝負でソチを目指すと決めたんです。
それがどれだけ大変なことかは、安藤自身が一番わかっています」(安藤と近しいスケート連盟関係者)

この連盟関係者は、件の『報道ステーション』がオンエアされた日付が7月1日だったということが「安藤の本気度を示している」と語る。

フィギュアスケートの世界では、7月1日が“元旦”にあたる。シーズンの開幕日でもあり、それまでに各都道府県のスケート連盟に登録を済ませる必要がある特別な日なのだ。

今回、安藤は所属のスケート連盟を愛知県から神奈川県に変更。神奈川県スケート連盟への登録が完了したタイミングで『報道ステーション』に出演した、ということになる。

「安藤が今回の“告白”により、もともと関係のよくない日本スケート連盟が態度を硬化させることを危惧したんだと思います。
7月1日以前に今回のニュースが流れれば、たとえば“世間を騒がせた”という理由でスケート連盟への登録が認められない可能性がないとは言い切れない。復帰とソチ五輪へ向け、かなり計算されたうえでの出演だったと思います」(前同)

しかし、なぜ世界選手権で2度も女王に耀いた安藤が、ここまで慎重な対応を見せているのか。

その謎を探れば、彼女とスケート連盟の間で長きにわたって燻り続ける“確執”が、浮き彫りになってくる。

今季、強化指定選手から外れた安藤がソチ五輪に出場するには、以下のようなシナリオが想定される。

まず10月に埼玉で行われる関東選手権、11月の東日本選手権を勝ち上がったうえで、12月の全日本選手権に出場。ここで3位以内の成績を収めることが必要条件だ。優勝すれば、無条件で五輪代表の切符を獲得できるが、2位、3位の場合は、ほかの選手との比較ということになる。

同時に、それまでに国際スケート連盟(ISU)の公認大会に出場して「技術最低点」の獲得という、もう一つの条件もクリアしておかなければならない。

「ISU公認の国際大会に出場して技術最低点を稼ぐには、まず日本スケート連盟の“強化指定”を受けなければいけない。
現在、その指定から外れている安藤は、ISU公認大会に日本代表として出場はできません。残された道は、10月の関東選手権でレベルの高い演技を披露し、強化指定を得てISUの公認大会に出場し、技術最低点を獲得するしかない。出産後の半年で、どれだけ体を元に戻せるかが勝負でしょうね」(前出・スポーツ紙記者)

なんとも厳しい条件に聞こえるが、日本スケート連盟は現状をどのように考えているのだろうか。

「安藤選手の復帰についての段取りは、規則通りです。
全日本大会の結果で五輪派遣するのですが、そのためには、関東ブロック大会、東日本大会で上位成績を出して全日本大会に出る。これはシード権のない選手誰もが通る道です。安藤さんだけにこれを適用するわけではありません」(日本スケート連盟からの回答)

だが、前出のスケート連盟関係者は「それは手前味噌なタテマエに過ぎない」と憤る。

「ISUは、過去の実績を考慮し、今年の10月から始まる来季GPシリーズへの安藤の出場をOKしていたんです。それを連盟側が“強化指定選手以外は派遣しません”と独自の判断を示し、認めなかった。
世界選手権で2度も優勝しているレベルの選手に対して、この対応は異様です」

3度の五輪出場経験を持つロシアのプルシェンコ選手が、かつて似たような状況に置かれたことがあった。

ケガによる長期欠場で10年のバンクーバー五輪への出場が危ぶまれた際、ロシアスケート連盟の配慮でロシアカップに自国推薦枠で出場。最終的に、五輪代表の座を勝ち取ったのだ。

「安藤も、過去の実績を鑑みれば配慮があってしかるべき選手。たとえば、国際大会のポイントなしでも出場できる、ISU公認大会のNHK杯に自国推薦枠で入れてあげればよかった。
今年の11月のNHK杯に出れば、試合勘を取り戻せて、なにより演技次第で最低技術点も獲得できる。今回、安藤には自国推薦枠への事前の打診すらなかったそうです。いかに連盟が“ミキティ復活”を望んでいないかがわかります」(前同)

7月25日公開のvol.2に続く・・・。

この記事が気に入ったら
をしよう

いいね!

@taishujpさんをフォロー

大衆のオススメ


オススメタグ


人気記事ベスト10


日刊大衆公式チャンネル


Copyright(C) 日刊大衆 Futabasha Publishers Ltd. All rights Reserved.