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貴乃花親方が突きつける「新相撲協会マニフェスト3カ条」 vol.2

[週刊大衆7月29日号]

それだけに、本格的な改革への期待が膨らむが、貴乃花親方は具体的に、どんな改革案を掲げるのか。

その「新相撲協会マニフェスト」ともいうべきものを挙げると、
(1)協会員の待遇改善
(2)チケット制度の改革
(3)相撲部屋のクラブチーム化の
3カ条が予想される。

「このうち彼が第一に考えているのが、力士や裏方(行事・呼び出し・床山)の待遇改善です」(貴乃花親方の支援者)

特に、103万円以上の関取衆の月給に対して、裏方は30代でも手取り約17万円。2年前に裏方の給与が引き上げられたとはいえ、昇給率は平均で3%にも満たない。

「裏方衆は修練を積んだ専門職。“そうした人々が誇りを持てるだけの待遇は必要”と貴乃花は考えているんです」(前同)

給料を上げるためには、協会の収益を上げる必要があるが、
「そのために、チケット販売の改革が必要になるわけです。貴乃花は常々、もっとチケットを購入しやすくしたいと言っています。
過去に“相撲茶屋でチケットを買う際には、よりプレミアム感のある内容にして、逆に、スタンドの2階席は子供でも手に入る入場料へ引き下げる”といった案を出しています」(同)

さらに貴乃花親方は、より大きな改革として“相撲部屋のクラブチーム化”とでもいうべき構想を胸の内に秘めている。

「親方自身の部屋が採用しているサポーター制度の導入を、各部屋に推し進めたいんです。
タニマチ依存体質から脱して、サッカーのクラブチームのように各地域のファンからの広い支援を集めることで、クリーンなイメージにするとともに、相撲関係者の収益構造をよくしたいという狙いです」(前出・貴乃花部屋関係者)

すぐに改革を実行するのは難しいだろうが、こうした考えを持つ貴乃花親方を応援する声は数多い。

「貴乃花親方のように相撲界の将来を真摯に考えている人には、もっと声を上げていただき、関係者が安心して相撲に集中できる環境を整えてほしいですね」(評論家・小沢遼子氏)

前出の菊水丸氏は“過激なエール”を送る。

「いっそのこと、貴乃花親方が中心になって新団体を旗揚げしたらどうですか?
そうすれば親方が常々、主張している体制も実現できる。もちろん、新団体の本拠は、彼が担当部長を務める大阪です。そして、旧協会側と東西対決を実現するんです」

理事長か新団体か、いずれにしても、貴乃花親方の両肩に、新時代の相撲の未来がかかっているのは間違いない。

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