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乱闘報復を呼ぶ!プロ野球「裏ルール13カ条」 vol.2

[週刊大衆7月22日号]

黒江氏が続ける。「中日ベンチは"あんなスライディングがあるか"と激怒して乱闘寸前になりました。もちろん、その中には星野仙一もいた(笑)。ところが当時、中日の与那嶺さんだけは出てこなかった。"当たり前だ。あれは黒江のファイトだ"といってね。次の試合の前に川上監督からも"あのファイトは素晴らしかった"と褒められ、その試合から僕がレギュラーになったんです」

ちなみに、日本のプロ野球界に"殺人スライディング"を持ち込んだのは、黒江氏の話にも出た米国生まれの故・与那嶺要氏である。

掟は、まだある。大量得点差試合の終盤では、勝っているチームの投手は打席に立っても打たない、打っても全力疾走しないというのも、その一つだ。
「01年、ヤクルト時代の藤井秀悟投手(現DeNA)が7点差でリードしていた巨人戦の8回に打席に立ち、内野ゴロで全力疾走。巨人ベンチにボロクソに野次られ、涙ぐんでしまったことがありました。同様に、大量リードしているチームの盗塁もいまでは御法度。引退する投手には三振する、引退する打者には甘い球を投げる、というのはプロ野球ならではの美学といえそうです」(スポーツ紙デスク)

かつて、西武・東尾修から頭部に死球をくらったロッテ時代の落合博満が、次々打席でピッチャー返し。打球が左肩を直撃して東尾を病院送りにしたが、「チームに頼らず、自分でやり返すあたりが、いかにも"オレ流"でしたね」(スポーツ紙記者)

一方、05年、巨人・清原和博が阪神・藤川球児に7回二死満塁のフルカウントから、フォークを投げられて三振。試合後、清原が、「10対2で阪神がリードしていて二死満塁、2-3からフォーク……違うやろ。ケツの穴が小さいわ。チンポコついとんのか!」とブチギレた場面は、賛否が分かれる。"掟"を巡る解釈の違いがありそうだ。ただ、落合との役者の違いを際立たせるには十分かもしれない。

前出・黒江氏は、「最近の選手はWBCや交流戦で同じ釜の飯を食べる機会が増えたせいか、乱闘したがらなくなりました」

一方、前出・江本氏は、「プロである以上、ラフプレーに対する報復も含めて乱闘をショーアップと捉える視点も必要。生真面目になりすぎると、野球が面白くなくなりますよ」

やっぱり乱闘はプロ野球の華。これからも人間臭いドラマを見せてほしい!

7月17日公開のvol.3に続く・・・。

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