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“能年”に“貫地谷”ほか「レア名字」を持つ有名人たち

“能年”に“貫地谷”ほか「レア名字」を持つ有名人たち

 とにかく人に覚えてもらいやすい芸名をつけるのが通例だったかつての芸能界。しかし、最近は変わった名前であっても、あえて本名で活動しているケースも少なくない。今回は、変わった名字を持つ芸能人・有名人を調べてみた。

 まずは日本テレビの水卜麻美アナウンサー(29)の「水卜」(みうら)が約10人のレア名字。香川県、千葉県の一部にごく少数見られる名字で、三浦の変化したものともいわれる。水卜の先祖は室町時代に水を使って卜(うらない)をしていたといい、屋号名、職業名をそのまま姓としたのかもしれない。

 女優部門からは貫地谷しほり(30)の「貫地谷」(かんじや)が約20人。広島県西部である安芸発祥の伝統的な名字だという。貫地谷は東京出身だが、父親の故郷は広島である。谷は「谷」の地形を表すとも、元は「屋」の屋号系であったともいわれている。また、薬師丸ひろ子(51)の「薬師丸」(やくしまる)もレア名字だ。現在は佐賀県と長崎県である、肥前国佐賀郡薬師丸邑が発祥。薬師如来に関連するという説も。九州の「○○丸」姓は、○○さんが開墾した土地という意味もある。聞き慣れてしまうと、よくいる姓に思えるが、実はこちらも全国で約20人ほどだという。2013年、NHKの朝ドラ『あまちゃん』で大ブレイクした能年玲奈(22)の「能年」(のうねん)もレアだ。由来は兵庫県姫路市にあった南畝村。南畝は「のうねん」と読むが、難読のため「能年」という漢字をあてた。全国で30人ほど存在し、山陰地方に点在しているという。さらに、芸名を使っているのが、綾瀬はるか(31)の本名「蓼丸」(たでまる)もそうとう珍しい。広島県に10人ほどしかいないレア名字だ。「たで」とは原野などに建つ建物が語源であり、城壁や塀に関する物を示す。また湿地などに生えるタデ科の植物の総称でもある。

 スポーツ部門からは、プロ野球・広島東洋カープの梵英心選手(35)の「梵」(そよぎ)だ。こちらも全国で10人しか存在しない希少な名字である。仏教用語に由来し、真宗僧侶が明治期になって名字を公称する際に命名した姓の一つ。梵選手は江戸時代から続く浄土真宗本願寺派専法寺の生まれで、「そよぎ」の読み方は「凡を風ととらえ、林に風が吹いてそよぎとしたのでは」と梵選手の父親が語っている。

 文化人では、華道家の假屋崎省吾(57)の「假屋崎」(かりやざき)が約20人しかいないレア名字。假屋とは薩摩藩の代官所を指す言葉で、假屋崎姓は東京近郊に少数みられる伝統的なものだ。関連姓に苅屋、苅谷などがあり、実は鹿児島県出身の綾小路きみまろ(65)も本名が假屋である。芸人の中では、雨上がり決死隊・蛍原徹(48)の「蛍原」(ほとはら)がダントツのレア名字。蛍原は石川県、静岡県、北海道にある名字で、全国で20人ほどだ。

 こうしてみると変わった姓だからこそ、逆に覚えてもらいやすいというメリットもあるようだ。芸名にまつわる考え方も変わってきているのだろう。

※本記事は「名字由来net」(http://myoji-yurai.net/)のデータを元に作成しました

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