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末脚強烈のシュヴァルグラン前走で長距離戦の才能開花!「中間調教報告 薮中泰人」

[週刊大衆2016年05月09・16日号]

 有馬記念を制したゴールドアクターが、今年初戦の日経賞でも貫禄勝ち。天皇賞・春の主役に躍り出たが、関西勢には逆転候補が数多くいる。まず一の矢は、◎シュヴァルグランだ。昨秋、一気に頭角を現し、条件戦3連勝の後、年明けのGII日経新春杯でも4角で手痛い不利がありながら連対。直後に阪神大賞典を制した。

 前走でいえば、長距離戦がイメージ以上にマッチしていた。道中は中団7番手でゆっくり構えていたが、追い上げた3、4角は他馬との脚勢がまるで違った。その証拠に直線は楽々と抜け出し、2着馬に2馬身半と完勝した。半姉にGI2勝のヴィルシーナがいるが、弟の資質も文句なし。ステイヤー戦なら初挑戦でのGI勝ちも十分ある。

 体調面がまた素晴らしい。今が旬といっていいほど充実しており、レース2週前時点でCW追いを、すでに3本も消化だ。スタミナ強化につながる猛稽古がGIタイトルを呼び込む。二の矢は○サウンズオブアースだ。有馬記念、日経賞とゴールドアクターには連続で敗れたが、当時とは藤岡健厩舎のムードがまるで違う。重賞2着地獄にはまっていたが、3月の高松宮記念、4月の桜花賞と立て続けにGIを制したのだ。まさしく波に乗っている。

 それに長距離の土俵なら話は別。一昨年の菊花賞(2着)では、3着のゴールドアクターに3馬身半の差をつけているのだ。当該週のコース追いまで坂路で下準備するのが同馬の仕上げパターン。体も締まり、上積みも大きい中間気配だ。

 三の矢は★トーホウジャッカル。前走の阪神大賞典は完全な攻め不足。レースでも息が持たなかったが、中間は攻めを強め、かなりの復調モードだ。一昨年の菊花賞をレコードタイムで勝っており、長距離資質は世代一だろう。昨年のように脚元に熱を持つことなく、丹念に乗り込まれている中間。叩いた上積みはトーホウジャッカルにもある。(日刊ゲンダイ大阪記者)

末脚強烈のシュヴァルグラン前走で長距離戦の才能開花!「中間調教報告 薮中泰人」

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