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「大谷翔平より菅野智之!」メジャーが本気で狙う“巨人のエース”

[週刊大衆2016年05月09・16日号]

「大谷翔平より菅野智之!」メジャーが本気で狙う“巨人のエース”

 開幕前は危ういと思われたジャイアンツを快刀乱麻の投球で救う絶対的エース。当然、海の向こうからも、熱い視線が送られている!

 開幕以来、セ・リーグのトップを走る巨人軍。その絶対的エースが、4年目の菅野智之(26)だ。3月25日の開幕戦では、7回を投げて昨年優勝のヤクルト打線を零封。斎藤雅樹以来、2人目の開幕戦3連勝投手(斎藤は4連勝)となり、その後も7試合を投げて4勝0敗。防御率0.79(5月5日現在)の好成績を残している。

 今年の菅野の好調ぶりについて、野球評論家の橋本清氏はこう分析する。「右の本格派としての安定感に加え、狙ったところに確実に投げられる制球力、力のある多彩な変化球が持ち味。昨年負け越してしまった悔しさをバネに、オフに練習に取り組んだ成果が出ているのだと思います」 菅野は昨年、リーグ2位の防御率1.91という数字を残しながら、10勝11敗に終わっている。「菅野が投げる試合には相手もエースをぶつけてくるというハンデもありましたが、それ以上に、昨年は体を大きくしすぎてバランスをやや欠いていた。結果的にヤクルトの本拠地・神宮球場で1勝もできず、それがヤクルト優勝と巨人のV逸、そして伯父である原辰徳監督の退任へとつながったんです」(スポーツ紙記者)

 その悔しさを胸に捲土重来を期した菅野は、昨オフはアメリカで徹底的に鍛えたのだという。「アリゾナやハワイで、1日も休まずストイックに体を鍛えていました。その結果、体重が絞れたことで、元のキレのある動きを取り戻したんです」(橋本氏) 絶好調でシーズンに入ることができた菅野は、昨年苦手としていたヤクルトからも、現時点ですでに2勝を挙げており、今のところ死角はないと言っていい。「ライバルである“二刀流”大谷翔平(日本ハム)が、いま一つ調子が上がらないことを考えると、現状では菅野が“日本人ナンバーワン投手”の座にあると言っても、過言ではありません」(スポーツ紙デスク)

 そして、そんな菅野に、海の向こうから熱視線が送られているという。「メジャーリーグのスカウト陣が、菅野に注目しているんです。私も開幕戦の際、さる球団のスカウトに“オータニよりもスガーノだ! あのときよりも成長している”と言われました」(前出のスポーツ紙記者) その“あのとき”とは、09年に行われた日米大学野球選手権での投球。「第2戦の8回に登板した菅野は、メジャー級と呼んでも差し支えないアメリカ代表のクリーンナップと対戦し、速球で追いつめてスライダーで仕留める奪三振ショーを演じました。実はそれ以降、菅野はメジャースカウトのリストに載り続けているんです」(前同)

 この数年のコンスタントな活躍から、評価は上がる一方だという。「仮に今すぐ、メジャーに行くとしたら、菅野には、5~6年の複数年契約、年俸総額は日本円にして100億円以上の値がついてもおかしくはありませんね」(スポーツジャーナリストの福島良一氏) 菅野は最速155キロ(プロ入り後)のストレートを軸にツーシーム、ワンシーム、カットボール、縦横のスライダーなど9種類以上の変化球を持ち、制球力も抜群。「試合でボールがコントロールできずに困ったことはほとんどない」と公言するほどだ。

 メジャーで活躍する日本人投手は、ダルビッシュ有や田中将大を筆頭に皆、スピードもさることながら、抜群のコントロールと豊富な変化球を持っている。「速球投手がゴロゴロいるメジャーでは、野茂英雄のフォークのように、“第二のボール”と呼ばれる変化球を持っていなければ通用しません。そういう意味でも、菅野はメジャー球団が日本人投手に求めているすべての条件を備えているんです」(前出の橋本氏)

 一方、大谷に関しては、もちろんスカウトも注目してはいるものの、実は菅野より「リスクが高い」とされているという。「過酷なロードが続き試合数も多いメジャーでは、ただでさえコンディションの維持が大変なので、調子が変動しやすく故障リスクの高い“兼業投手”は難しい。二刀流を続ける限り、メジャー行きはないでしょう。今季の調子が上がらない理由も、二刀流によるボディバランスのブレにあると、スカウトは見ていますよ」(野球専門誌記者) しかし、いくら向こうが菅野を求めてこようとも、すぐには移籍できない事情があるという。

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