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首脳陣が思わず弱音…巨人軍「6月大失速」5つの兆候 vol.2

[週刊大衆6月10日号]

野球評論家の黒江透修氏は、中継ぎと抑えの不安を指摘する。
「今年は中継ぎの福田聡志、高木京介がよくないうえ、抑えの山口鉄也、西村健太朗を使い過ぎているのが気になりますね。今日、山口を使うなら、2イニング投げさせてもいから、西村は休ませるとかね。その反対でもいい。毎試合、2人に1イニングずつ投げさせていると、2人ともヘロヘロになってしまいますよ。それでなくても、梅雨どきは疲れがドッと出てくる時期だからね」

論より証拠。5月5日の時点で2・74だったチーム防御率が徐々に落ち始め、3点台に突入している。

巨人にとって4つめの、そして最大の不安材料になりそうなのが、大黒柱・阿部の体調だ。
「ひざに古傷を抱えているうえ、今年の慎之助はWBCに合わせて、早くから体を作ってきましたからね。飛ばしすぎたツケは、長いペナントレースのどこかで必ず出てくるはずです」(前出・スポーツ紙デスク)

実際、原監督も相当、気を遣っているようで、「当日移動の試合では、慎之助をスタメンから外すなどの配慮をしています。交流戦はDHがありますが、彼が捕手をやらないと今度は投手のリード面に影響が出るから、悩みどころでしょうね」(前同)

親亀コケたら、じゃないが、いまの巨人は慎之助コケたら、皆コケた、になりかねないチームなのだ。

巨人失速・5つめの兆候は、ドームでの試合に慣れ過ぎて遠征に弱くなっていること。
「見ていると、今年の東京ドームはボールがよく飛ぶ。こすった当たりでもスタンドに届く、いわゆる"ドームラン"が復活した。それで、巨人の打者も自然に大振りになって、細かい野球ができなくなってきている。だから、"外の球場"へ行くと打てなくなるわけです」(同)

前出の江本氏も同様に、こう指摘している。
「今年の巨人の特徴は地方遠征で弱いこと。東京ドームで戦っているときは凄く強く見えるけど、地方で見ると、それほどでもない。チーム力にスタミナが感じられないというか、ドーム仕様の"温室野球"になっているんじゃないのかな」

これら5つの不安材料が6月に一気に爆発しそうな巨人。交流戦後には、絶好調の阪神をはじめ、調子を上げてきた他チームが迎え撃つ。
「今年の阪神はメジャー帰りの西岡、福留の補強が成功し、ルーキー藤浪の加入で投手陣にも活気が出てきた。巨人に立ちはだかるとしたら、やはり阪神が本命でしょう」(前出・黒江氏)

セ・パ交流戦をきっかけに、ペナントレースの流れが変わることは過去にもあった。

常勝軍団に忍び寄る不穏な兆候を、はたして原巨人はハネのけることができるのだろうか……!?

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