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首脳陣が思わず弱音…巨人軍「6月大失速」5つの兆候 vol.1

[週刊大衆6月10日号]

72年ぶりの開幕7連勝で波に乗り、首位を快走してきた原巨人。セ・パ交流戦が始まって失速はしたものの、セ・リーグのペナントレースは、今年もジャイアンツのぶっちぎり、そう感じているプロ野球ファンは少なくないはずだ。

だが、原辰徳監督以下、巨人首脳陣は、今後のペナントレースの戦い、特に6月の試合運びをかなり危険視しているという。
「5月5日、長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の国民栄誉賞授与式で、お祭り騒ぎになった東京ドーム。絶対に負けられない、この日の広島戦を、ロペスの決勝ホームランで快勝し、巨人は、この時点で勝率7割3分3厘、貯金14と独走状態でした」(スポーツ紙記者)

それにもかかわらず、試合後、巨人首脳は沈痛な面持ちでこう語ったのだ。
「独走? 数字上はね。でも、うちは外野手が2人、いや2・5人、死んでるからね。いつ、ほころびが出るかわからない……」

"死んでいる"外野手2人とは、左ふくらはぎ肉離れで戦線離脱した高橋由伸と、右手小指骨折で二軍調整中のボウカーのこと。

高橋が主力なのはいうまでもないが、今シーズンのボウカーは開幕から打率3割近くをキープし、ホームラン6本と絶好調。離脱するまで、内野手のロペスと2人で35得点、12本塁打を叩き出し、巨人開幕ダッシュの立役者となっていた。そして2・5人の0・5にあたるのが打撃不振の長野久義。今季の長野は入団以来、新人王、首位打者、最多安打と3年続けてタイトルを獲った男とは思えないスランプが続いている。
「由伸とボウカーは6月初めには一軍に戻ってこれそうですが、試合勘を取り戻すには時間がかかりますからね。由伸には古傷もあるし、ボウカーに開幕時の爆発的な打撃を期待するのは酷でしょう」(スポーツ紙デスク)

長野も一時的に復調の兆しはあっても、いいときが長続きしない。野球解説者の江本孟紀氏はいう。
「長野の打撃不振が原因で、今年の巨人は1~2番が固定できていない。これがチーム全体に、よくない影響を与えてますね。今シーズンの長野はバットが外回りしていて、ヒジが締まってないんですよ。ボールを追いかける感じで振り回してばかりいる」

巨人を悩ませる不安の種は"外野2・5人欠け"だけではない。ふたつめの不安は"松井ショック"。

前述の長嶋氏と松井氏の国民栄誉賞W受賞で、メディアは"松井秀喜巨人監督誕生"と大騒ぎしたが、「ペナントレースを戦っている真っ最中の"松井監督就任説"は、選手にも、監督、コーチにも違和感があったことは確かです。実際、川相ヘッドコーチなどは"そりゃ、いい気分のものじゃないよ。原監督も同じだと思う"と、チーム内の空気を代弁していましたね」(巨人担当記者)

やはりチーム内に動揺があったのか、W授与式後の巨人は6勝8敗(5月23日現在)と負け越している。

原監督が"うちは慎之助のチーム"と絶大な信頼をおく主砲・阿部慎之助のバットも、W授与式後の6試合で19打数1安打と急降下。これは偶然なのか、はたまた"松井逆効果"だったのか気になるところだ。

失速の予兆・3つめは、投手陣が抱える不安だ。
「交流戦は日程的に余裕がありますが、セの公式戦に戻ったときに先発ローテは投手6人で回したい。それだけに、今季の開幕投手を務めた宮國椋丞の二軍落ちは誤算。先発の駒が1枚足りなくなったわけですから」(ベテラン記者)

左腕・杉内俊哉がピリッとしないのも頭痛の種だ。
「交流戦初戦のロッテ戦でも杉内は6回途中で降板。杉内自ら"最近、悪いね"とポツリ。原監督も"リズムが杉内のリズムにならなかったということ"と苦りきった表情でした」(前出・巨人担当記者)

大物ルーキーの菅野智之はリーグトップタイの5勝と気を吐いているが、「新人離れした投球術とマウンド度胸を持っている菅野ですが、これから梅雨になると体もバテてくるし、相手チームも攻略法を変えてくる。これまでのように勝てるという保証はありません」(前同)

6月4日公開のvol.2に続く・・・。

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