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小泉今日子「酒も男も飾らない」“生涯アイドル”の存在感

[週刊大衆2016年05月23日号]

小泉今日子「酒も男も飾らない」“生涯アイドル”の存在感

 アイドル、歌手、女優、文筆家、恋人、アネゴ、そして……? 目まぐるしく変わり続ける魅力の源泉に迫った――。

 花の命は、短いからこそ美しい――。そうした偏見を覆すかのように、小泉今日子の快進撃が止まらない。1966年2月4日生まれの50歳。82年のデビューから数えて今年で34年になるが、勢いは増すばかり。まさに“生涯アイドル”の風情で、各方面で活躍を見せている。

 初めて演出を手がける舞台『日の本一の大悪党』が6月9日に初日を迎え、二階堂ふみと共演した映画『ふきげんな過去』は6月25日に公開される。また、小泉を90ページにわたり特集した『MEKURU』は発売後即品切れになり、異例の増刷となった。「化粧品メーカー・KOSEの70周年記念広告では、上戸彩、北川景子、新垣結衣、桐谷美玲、ローラといった当代きっての美女9人と共演し、周囲が霞むほどの存在感を見せている。ユーザーからの反応も小泉さんへのものが一番ビビッドですね」(代理店関係者)

 文筆家としての実力も折り紙つき。読売新聞で05年から14年まで読書委員を務め、その間の書評をまとめた『小泉今日子書評集』(中央公論新社)も絶賛されている。「昨年10月の発売以来、予想以上に好評で、すでに11刷りです。新聞連載当時から小泉さんが紹介した本はものすごく売れる、という評判はありました。筆者をダイレクトに尊重する姿勢が好感を持たれているのだと思います」(担当編集者)

 84年のヒット曲『ヤマトナデシコ七変化』を地でいくようなキョンキョンの多彩な才女ぶりなのだ。小泉がデビューした82年は中森明菜、堀ちえみ、松本伊代、石川秀美といったアイドルが集中し“花の82年組”と呼ばれた奇跡の時代。80年デビューの松田聖子から始まる黄金時代のど真ん中を、彼女は生き抜いてきたわけだ。

 同時期の伝説的歌番組『ザ・ベストテン』で、舞台美術を担当していた三原康博氏は、当時からキョンキョンは別格だったと語る。「正統派のアイドルながら、お芝居もできるし、普段のおしゃべりもキチッとしている。一切難しいこと言わないから、万人にもすべてが分かるんです。人生の骨格がすごいというか、他の女優さんとは段違いの部分がありました」

 その人柄を物語るエピソードがある。人気絶頂だったキョンキョンだが、ドラマの収録現場には常に一人でやってきたという。「スターだし、何人も人がついてくるのが普通。不思議に思って聞いたら“周りがなんでもやってくれてダメになると思った。だから、誰もついてこないで、ってお願いしたんです”と。まだ10代のときですよ。驚きましたね」(制作関係者)

 その人間性は現在でも変わらず、本人は、「コンビニも行くし、和民でも飲む」と告白。喫煙者で『中南海』を吸っていることも著書の中で触れている。その飾らなさは夜の活動でも変わらないようで、「とにかく明るくて、相手が誰でも一緒に楽しんでいる。カラオケで彼女の憧れだった石野真子の『春ラ!ラ!ラ!』や、80年代アイドルの曲を歌いまくる本当に楽しい酒です。NHK朝ドラマ『あまちゃん』では、ロケ地のスナックを全制覇したそうです(笑)」(前出の代理店関係者)との武勇伝も。同ドラマで共演した女優の渡辺えりは、こう証言する。

 <『あまちゃん』の撮影中も翌日5時起きなのに、朝の4時まで飲んだりするんです。2時頃私が、もう帰ろうよ! といっても(目をすわらせて)『あたしゃ小泉今日子だよ!』と帰ろうとしない。放って先に帰ったら、案の定、翌朝15分遅刻してきて『えへへ、遅刻しちゃった』って(笑)>(前掲『MEKURU』より)

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