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歩くだけで病気予防!「健康になる歩き方」講座

[週刊大衆2016年05月23日号]

歩くだけで病気予防!「健康になる歩き方」講座

 運動しなきゃと思っていてもなかなか取り組めないあなたに朗報。普段のウォーキングにひと工夫するだけで健康に!

 ウォーキングはお金がかからず、道具もたいして必要ない。手軽にできる運動とあって、健康のために日常生活で歩くことを心がけている中高年読者も多いのではないだろうか?

『「池田流」病気知らずのウオーキング健康法歩けば心と体が若返る!』(実業之日本社)などの著書がある池田克紀・東京学芸大学名誉教授(学術博士)によると、「歩くことは、健康維持と病気の予防に欠かせないナチュラルメディスン(自然治癒)」だという。「直立歩行をするようになった人間は、歩くことを前提に骨や筋肉の構造が作られ、内臓や血流も歩くことで、うまく働くように設計されています。歩かなければ病気を呼び込むし、病気になっても歩くことで回復する。ウォーキングは健康の源といって過言ではないと思います」

 このように話す池田博士はスリムな筋肉質の体で、来年70歳になるとは思えないほど若々しい。「私はウォーキング以外の運動は一切していません。こうして健康を保っていられるのは、一日8000歩を目安に歩いてるからでしょうね」

 他にもウォーキングの健康維持、病気予防効果は、さまざまな疫学研究でも明々白々だ。日本では東京都健康長寿医療センター研究所の青柳幸利博士が、病気とウォーキングの関係を調べている。群馬県中之条町の65歳以上の高齢者5000人を対象に13年間にわたって調査したところ、歩く人は健康で、認知症などにもなりにくいことが判明したという。「調査対象のうち500人には、小型の身体活動計(万歩計)を携帯してもらい、一日の歩数と運動強度が中強度(速歩き程度の運動量)の活動時間を記録。その結果、歩数と中強度運動量が増すごとに病気になった人の割合を示す有病率の低下が確認されました」(医療ジャーナリスト)

 データを基に、病気の予防に有効な歩数と中強度運動時間を推測したところ、≪4000歩以上・中強度運動時間5分以上≫では、うつ病の予防、≪5000歩・同7.5分以上≫では認知症や心疾患、脳卒中の予防、≪7000歩・同15分以上≫で、がんや骨粗鬆症の予防、≪8000歩・同20分以上≫なら高血圧や糖尿病の予防、≪1万歩・同30分以上≫ならメタボ予防につながるという。

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