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「監督松井秀喜は川上哲治を超える!」3つの鉄板根拠 vol.1

[週刊大衆5月27日号]

「これからも、僕の心の中には、常にジャイアンツが存在し続けます。またいつか、皆様にお会いできることを夢見て、新たに出発したいと思います」

5月5日、超満員の東京ドームで行なわれた引退セレモニーで、こう挨拶した松井秀喜氏(38)。
師・長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督とW受賞になった国民栄誉賞の表彰式では、お揃いの紺スーツに身を包み、文字どおり"三歩下がって師の影を踏まず"。長嶋氏に対する深い尊敬の念を表わした松井氏だが、「あの発言で、松井の巨人復帰が確実になった。そう遠くない将来、松井氏が原辰徳監督の後継監督になる路線が確定したといっていい」(スポーツ紙デスク)

巨人・松井監督の実現は渡邉恒雄球団会長以下、読売グループの総意であると同時に、恩師・長嶋氏の悲願でもある。
「ナベツネさんは、松井の巨人復帰、及び監督就任を要請する大役は当然、長嶋さんに一任する腹づもりです。ミスターが口説けば、松井氏は万に一つも断わらないでしょうから、万全を期すためにも、ね」(スポーツ紙ベテラン記者)

あのゴジラ松井が再びジャイアンツのユニフォームに袖を通す。プロ野球ファンにとって、これほど嬉しいニュースはないだろう。
「巨人の監督はなりたいからといって、なれるものじゃない。誰もが"彼ならば"と納得する人間がなるものです。そういう意味では、松井氏こそ次期監督に最適任です」(前同)

巨人の監督といえば、球史に輝く不滅のV9を達成した川上哲治氏(61~74年)、長嶋茂雄氏(75~80年、93~01年)、故・藤田元司氏(81~83年、89~92年)、王貞治氏(84~88年)、そして現在の原辰徳監督(02~03年、06~現在)などがいるが、「王さんも長嶋さんも、口を揃えて"巨人の監督と日本代表監督には、やった者でないとわからない重圧がある"と話していた。特に長嶋さんの場合、現役引退の翌年、選手から、いきなり指揮官になって苦労したからね。愛弟子の松井に、同じ轍を踏ませたくない気持ちは強いはずだよ」(前出・デスク)

では、具体的に今後、松井氏は、どのような形で巨人に戻ってくるのか?

巨人V9のメンバーで、野球評論家の黒江透修氏は次のようにいう。
「やはり、監督になる前にコーチを経験したほうがいい。松井は外野手だったから、投手のことなどで勉強することは多いはず。肩書きは打撃コーチでも、ヘッドコーチでも、総合コーチでもいい。これまでと違う角度から、野球を見てみることが大事なんです」
さらに続けて、「たとえば、松井は強打者だったから、バントの経験はほとんどないでしょう。長嶋さんも同じで、監督時代"なぜバントを失敗するんだ?"と不思議そうにいっていたことがありました。当時、コーチだった私が"バントには高い技術が必要なんです"と説明したことを覚えています」

原監督が長嶋監督の下で3年間、コーチを務めて"帝王学"を伝授されたのと同じように、松井氏が原監督の下で監督術を学ぶのは、必要不可欠なプロセスなのだ。
「今季中に臨時コーチとして入閣、と報じたメディアもありましたが、読売側の"第一希望"は14年、つまり来シーズンからの入閣です」(民放関係者)

巨人OBで野球評論家の関本四十四氏は、こう話す。
「松井はカリスマ性もあるし、人間性も優れているので、名将になる可能性は十分にあると思います。そのためにはコーチでも二軍監督でもいいから、間近で監督術を学ぶ必要があるでしょう」

巨人の名将といえば、誰もが思い起こすのが、65年から73年までチームを9年連続日本一に導いた川上監督だろう。

しかし"松井監督"は、その川上監督をも超える可能性を秘めている。
「川上さんは"鉄の規律"でチームを統率しました。スーパースターのONも特別扱いせず、徹底してチームの勝利を最優先させたんです」(ベテラン記者)

それは、松井氏の目指す野球と同じ。自身の野球哲学について、松井氏はかつて、こう語っている。
「僕は野球というのは、どこまで行ってもチーム同士の戦いだと思っている。個々の選手ではなく、チーム同士の戦いに、強い魅力を感じます」

選手時代はワンマンで知られた川上監督に対し、高校時代からチームプレーを貫き通してきた松井だけに、フォア・ザ・チームの精神は上回っているといえるだろう。

"川上超え"の根拠・その2は、松井氏のズバ抜けた人間力、人としての器の大きさがある。

これも過去の発言から。
「嫌いじゃないね、不器用とか、愚直って。俺はそうやって生きてきたつもりだし、これからも同じだよ」

華やかだった巨人、ヤンキース時代から一転、現役生活の最後は泥にまみれ、歯を食いしばって戦い抜いてきた松井氏は、人間としてさらに大きくなった。

5月21日公開のvol.2に続く・・・。

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