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プロ野球懐かしの助っ人外国人選手9人「豪打剛腕」伝説 vol.7

[週刊大衆5月20日号]

レロン・リー
ロッテ'77~'87/試1315 安1579 本283 率・320

84年8月24日、「3番・DH」で出場したロッテのレロン・リーは7回、西武・永射保の投げた甘く入ったストレートを振り抜き、右中間スタンドに2ランホームランを叩き込んだ。
ベンチに戻ったリーは、「ビックリ、ビックリ」と日本語で喜びを表現し、満面の笑みで微笑んだ。

それは、試合を決定づける本塁打というだけではなかった。長年の「天敵」に、ついに一矢報いた安堵感が、リーをここまで興奮させたのだ。

通算打率3割2分と、歴代最高を誇る"超優良助っ人"のリーが大の苦手にしていた投手、それが永射だった。左腕というだけで苦手意識があるうえに、変則サイドスロー。来日して7年間、永射からは1本しか本塁打を打てなかった。
苦手意識は強く、「顔を見るのもイヤ」という状態。この年も、この試合までは10打数1安打と、完全に抑えられていた。

この日、リーの苦手意識を熟知していた西武・広岡達朗監督は、リリーフ専門の永射を先発に起用するという奇策に出た。驚いたリーは、1、2打席目には右打席に立ったほど。
しかし、このホームランで、リーの永射に対する苦手意識は、完全に消し飛んだ。翌日、またも永射と対戦したリーは、バットの芯に当てる強烈なライナー性の二塁打で、再び永射を粉砕した。

大の苦手を克服したリーはこの年、31本塁打をマークし、4年ぶりのベストナインに輝いた。

5月19日公開のvol.8に続く・・・。

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