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オークスの有力馬が2頭“戦線離脱”も…予想の軸はやはり桜花賞組!「レース傾向分析 須田鷹雄」

[週刊大衆2016年05月30日号]

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 桜花賞馬ジュエラーが戦線を離脱し、1番人気だったメジャーエンブレムがNHKマイルCに回った今年の3歳牝馬路線。こうなると別路線組に勝機がありそうだが、それでもオークスの馬券は桜花賞組から組むのがセオリーだと思う。

 過去10年のオークスを見ると、桜花賞組の成績は〔7・6・56・4〕。勝率・複勝率が良いわけではないが、これは早熟タイプで獲得賞金だけは持っているという馬が、両レースに出走してしまうことも影響している。

 過去10年、桜花賞組が1頭も馬券に絡まなかったというケースはなく、連対馬がいなかった(3着馬だけ)のも11年の1回。反対に、複数頭絡んだケースが10年中6回、ワンツーが4回で、うち2回は3着まで独占。個人的な見解だが、牝馬は仕上がりが早いので、能力のある馬が早めに活躍を始める率が高く、阪神JF→桜花賞→オークスと好走馬が共通しやすい傾向にある。

 今年は阪神JFの負け組がだらしない格好になっているが、桜花賞組の総崩れまでは想定しづらい。そこで、◎はシンハライト。圧倒的な人気が予想されるが、軸として仕方ない。桜花賞はジュエラーと比べて積極的な位置を取ったが、あれはメジャーエンブレムがベストの競馬をした場合でも勝負できる位置という意識だったことだろう。それでも、ある程度速い上がりが使えたのは収穫。今回のオークスはスタミナ自慢の馬が不在で緩く流れそうだが、そうなると、この馬も楽に中団あたりが取れて一瞬の加速という強みも生かしやすくなる。

 ○アットザシーサイドは距離延長はマイナスだと思うが、桜花賞3着を評価する。▲チェッキーノはおそらく2番人気だろう。成績は申し分ないが近親の多くがマイルから2000メートルのタイプ。万が一、スタミナを問われると、やや不安だ。桜花賞の負け組では★レッドアヴァンセを穴候補に。魅力は瞬発力。ただ、馬格のない馬だけに、初の関東輸送で、どれだけ馬体を維持できるかが課題だ。

■須田鷹雄 プロフィール
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

オークスの有力馬が2頭“戦線離脱”も…予想の軸はやはり桜花賞組!「レース傾向分析 須田鷹雄」

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