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プロ野球懐かしの助っ人外国人選手9人「豪打剛腕」伝説 vol.1

[週刊大衆5月20日号]

ウォーレン・クロマティ
巨人'84~'90/試779 安951 本171 率・321

記憶にも記録にも残る、巨人軍の最強助っ人打者。
広島と熾烈な優勝争いを繰り広げていたシーズン大詰めの86年10月2日のヤクルト戦(神宮)。ヤクルト・高野光の速球が側頭部に命中し、もんどり打って倒れたクロマティは、慶應病院に運ばれた。当時、主砲の原辰徳も骨折で戦線を離脱しており、クロマティの負傷は、巨人の優勝に黄信号を灯した。
しかし翌日、病院を抜け出したクロマティは強行出場を選択。満塁のチャンスに代打で登場し、ヤクルト・尾花高夫から満塁ホームランを放つ。
ダイヤモンドを一周したあと、王貞治監督と抱き合ったクロマティの目には、光るものが……。この光景に感激した中畑清は、彼に駆け寄ってキスをした。

王監督はこの試合前に、「今日の試合で満塁になったら、クロウを代打に出して満塁ホームランを打ってもらう」といっていたという。王監督の"予告"どおりの劇的な結果に、巨人ファンは狂喜した。

しかし、このシーズンは広島が優勝。巨人の優勝は翌年に持ち越される。
クロマティは、89年には打率3割7分6厘、出塁率4割4分9厘という驚異的な数字を叩き出して、MVPに輝いている。

巨人に在籍した7年間の通算打率は3割2分1厘。選手としてのピークは、王監督を継いだ藤田元司監督時代だったが、クロマティは王監督を尊敬し、息子のミドルネームに「オー」の文字を入れている。

5月14日公開のvol.2に続く・・・。

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