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橋下徹「従軍慰安婦発言」で渡辺喜美には思わぬ棚ボタ!

[週刊大衆6月10日号]

橋下徹・日本維新の会共同代表の「従軍慰安婦は必要だった」「在日米軍は風俗業を活用すべき」という発言は世間から総スカンで、維新の支持率は急落。政策が近いはずのみんなの党・渡辺喜美代表からも「いってることは理解不能。百万遍言い訳しても無理だ」と参院選と都議選での選挙協力の解消まで通告された。

松井一郎・維新の会幹事長は「弱った奴と組む必要はないというのは、おかしい」と反論したものの、ここは「一緒にされてはたまらない」というみんなの党に分のある話だ。

もっとも、みんなの党の内部では「渡辺喜美さんは思わぬ棚ボタでラッキーだった。これで江田憲司幹事長との抗争に勝ったのだから」と囁かれている。
「渡辺さんと江田さんは党結成当初からギクシャク。政策に強い江田さんは、パフォーマンス過多の渡辺さんをよく思っていませんでした。一方の渡辺さんも、"党は俺が作ったのに、理屈ばかり"と、元通産官僚の江田さんを嫌っていた」(みんなの党関係者)

2人とも番記者との懇談で相手の悪口をいうから、不仲は公然の秘密だった。
「対立が表面化したのは維新の会との関係を巡ってでした。渡辺さんは昨年夏、橋下さんに両党の対等合併を持ちかけたがソデにされ、以来、コノヤローと思っていた」(みんなの党幹部)

一方の江田幹事長は昨年の総選挙以来、"別個に選挙をすれば共倒れになる"
と、維新との選挙協力を進めてきた。
「渡辺さんは憚ることなく、"最終権限のない者が勝手なことをやってる"といい、この3月には、江田さんが欠席した議員総会で選対委員長を決めた。さすがにこれは無効になったけど、以来、党内では渡辺さんの独断専行が行き過ぎだと批判され、代表の座を追われそうになっていた」(前同)

その折の橋下妄言。維新と縁を切る絶好のチャンスとばかりに、選挙協力解消を党内でまとめ、江田氏の力を削いだわけだ。

ただ、引き続き渡辺氏が代表ではあるものの、7月の参院選で維新の会と共倒れは必至。人気の安倍自民党に利するばかりである。

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