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ヒカリに続くのはフルーキー「栗東トレセン便り 薮中泰人」

[週刊大衆2016年06月20日号]

 日曜日の東京メインは千八芝で争われるエプソムC。昨年の勝ち馬エイシンヒカリはいまや“時の馬”だ。昨年暮れに香港で、今年5月はフランスと、海外GIを連勝している。

 エイシンヒカリとまではいかなくても、今年もここを足場にブレークの期待がかかる馬がいる。関東馬ではルージュバックだが、関西のフルーキーにもその資格はある。昨年暮れのチャレンジCで重賞ウイナーの仲間入りをしたが、今年は中山金杯3着、中山記念4着と足踏み。前走の新潟大賞典も2着と勝ちきれなかった。期待値が高いぶん物足りなさがあるが、父がスピード系のリダウツチョイスで、2000メートルは本質的に長いのだろう。6歳の今年はよりマイルから千八の距離に特化していく可能性がある。

 今年の3戦で一番着順が悪い中山記念だが、勝ったドゥラメンテ以下、超強力馬がそろっていた一戦。そこでのコンマ4秒差に騎乗した戸崎は「このメンバーでもやれる感触がありました」だ。同じ千八の距離でも中山から、馬場の広い東京に替わるのはプラス。実は昨年のエプソムCでも前残りの不利な展開の中、コンマ2秒差4着まで差し込んでいる。上がり3Fは最速の34秒0だった。今年のメンバーなら間違いなく主役を張っていい。

 休み明けの新潟大賞典を使って、中間は気配も上がっている。レース2週前追いは3頭併せでラスト11秒7を馬なりでマーク。馬体の張り、ツヤが良くなり、体の切れまで違ってきた。今年はしっかり勝ち切る。

 同じ日曜日、阪神では牝馬のハンデ重賞マーメイドSが行われる。以前は1番人気馬が極端に弱く、人気薄の軽ハンデ馬が穴を開ける“荒れレース”だった。08年には3連単190万馬券が飛び出している。しかし、前4年は1番人気が2勝で2、3着が1回と馬券に絡むようになってきた。ただ、それでも波乱傾向は続いていて、前3年の3連単はすべて10万超え。ハンデ53キロまでの軽量馬がやっぱり穴馬券を提供している。

 軽ハンデ馬の中で狙えるポイントを絞り込むと、前走が条件戦を勝ち上がっていること。このタイプは前4年で見ても4頭が連絡みし、4年前など1000万勝ちのワンツーだった。今年は準オープン勝ちのリラヴァティ、1000万条件勝ちのゴールドテーラーに食指が動くが、大穴狙いなら後者だ。以前より前で競馬ができ、前走は完勝といっていい内容。この勢いを重視する手はある。(日刊ゲンダイ大阪記者)

ヒカリに続くのはフルーキー「栗東トレセン便り 薮中泰人」

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