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闇で流通する…中国「猛毒偽装食品」激ヤバ実態 vol.2

[週刊大衆5月27日号]

07年にワイドショーなどで日本中を騒がせた"段ボール肉まん事件"を覚えているだろうか。

北京市の露店で販売される肉まんに、段ボールが混入していたという"元祖・偽装食品事件"だ。事件そのものがテレビ局による話題作りのための"やらせ"だったという報道も一部ではあったが、「これはまったくの中国の日常」と断じるのは、前出の宇田川氏。
「中国は03年まで石油が乏しく、魚や肉の白いトレーや透明のラップといった包装資材に石油を使うことは法律で禁じられていたんです。その代わりに使われていたのが、段ボール。ひき肉の輸送は、段ボールで梱包されて、水分でグチャグチャになったボール紙とひき肉は一体化して、そのまま一緒に肉まんの餡になる。これが、常態化していましたね」(前同)

同じく点心で、その中身以上に外側も危ないといわれるのが、ご存じ餃子。
「08年、日本に輸入された中国産餃子に農薬が混入され、"毒餃子事件"の大騒ぎを巻き起こしましたが、餃子の餡(ひき肉)はもちろん、皮も危険。彼らが値の張る小麦粉を使うのは、コスト的に考えられない。つなぎにも何が使われているか、まったく想像がつきません」(前出・メーカー中国支社駐在員)

その他、中国近海は著しく汚染され魚も危険だし、毒ガス"PM2・5"の大気汚染で野菜も危ない。素材そのものの旨味を味わうなど、もってのほかだが、調理をしても救われない。中国の毒油・地溝油がすべてを台無しにするのだ。
「下水や家畜の内臓、肥溜めの人糞などから抽出した油で、中国国内で300万トンも流通しています。中国政府関係者も、地溝油に"発がん性物質のアフラトキシンが含まれている"と認めています。まさに猛毒油です」(前出・北京特派員)

食べ物が全滅なら、せめて飲み物くらいは安全だと思いたいが、そうは問屋が卸さない。まずは酒。
「ビールの代わりに牛の小便を出したとか、メチル(燃料用)アルコールをエチル(飲料用)アルコールと偽って白酒やら茅台酒としたとか、そんなの中国では普通です。"飲んで失明した"というニュースはよく流れています」(旅行ライター)

工業廃液が河川に垂れ流され、水道水も汚染が進行。中国政府の調査によれば、全国の水道水のうち安全基準を満たしたのはわずか半数。ミネラルウオーターを飲むしかないが、それとて安心できない。
「天安門広場で私が購入した"新品"は、一度、中身を抜いて水道水を注ぎ込み、また蓋を閉じたという代物でした。買い手には判別できないよう蓋をする技術が、天安門をはじめ、全国の露店や工場で横行しているんです」(前同)

牛乳も、栄養価どころの話ではなく、猛毒飲料と化しているそうだ。
「ホンモノを探すのが難しいくらい、偽牛乳だらけです。化学調味料で牛乳らしく仕立て上げたものならまだマシで、工業用のゴムを白く染める着色料をお湯に混ぜ、牛乳として売っている屋台も多い」(同)

猛毒尽くしの中国偽装食品。そうしたイカサマ実態に気づいてか、現地の中国人でも、他国のモノを購入する場合があるという。その筆頭が日本の製品だ。
「中国人の間でも、乳幼児用の粉ミルクは、日本企業の現地生産製品に人気が集中していますね。多くの親は、"高くてもわが子には"と良質な粉ミルクを買うようです」(軍事ライター・古是三春氏)

中国事情に精通する評論家の宮﨑正弘氏も、こう証言する。
「中国の富裕層は、必ずといっていいほど日系スーパーで、日本産の果物やコメ、野菜を買っていきます。ほかの店では、危険な食材ばかりだと思っているんでしょう」

"メイド・イン・ジャパン"のブランド力は、彼の地でも強いのだ。
「中身もブランドも同じメイド・イン・ジャパンと、メイド・イン・チャイナの化粧品。実験的に日本のものを5万円で、中国のものは5000円で売ってみたんです。すると、日本産は大行列で即、売り切れ。絶対にイイものだという認識があるんです」(宇田川氏)

5月24日公開のvol.3に続く・・・。

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