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4月入社モンスター新入社員アホバカ言行録 vol.2

[週刊大衆5月20日号]

まじめ、ということでは、こんな例も。東京郊外の衣料品販売店勤務の山口昭夫さん(44)は、こう憤る。
「配属された新人は、外から所作から、いかにもまじめ。その彼が入社直後、翌日の予定を聞いてきたんです。で、明日出社したら伝えるといったんですが、あいつ"準備できないじゃないですか! 僕は予習でいい成績を残して来たんです。先輩がそんなじゃ、この会社も伸びないですね"と来た。まだ、あいつに仕事をしてもらおうとは思ってない! そもそも、仕事は当意即妙が大事なんだ!!」

同じく、「実直なのはいいが……」と溜め息をつくのは、学習教材販売業に従事する山内和則さん(38)。
「通称"学びました!"クンというのがいるんです。たとえば、こちらが"飛び込み営業でも、先方への具体的提案がなければ、結局は相手にしてもらえない"というようなことをいうと、それをオウム返しして、"勉強になりました""学びました"を最後につける。わかっているかな、と思うと全然。"相手を研究しろ"ということなのに、なんにもできない。指摘すると"しっかり、その先を考えるということを学びました"って、返事だけは立派。いや、な~んも考えちゃいませんよ。まじめで熱心なだけにタチが悪い」

飲み会で"本性"が露呈することも多い。
「課の飲み会でのことです。ちっともしゃべらない新人に"お前も何かいえば"といってみたんです。そしたら"あ、僕、学生時代から振る側なんで"っていうんです。なんのことかと思ったら"ワーワー自己主張するのは小物。それを活かすのが自分の仕事"ということらしい。お前はさんまかタモリか! そもそもできてねえし。で、じゃあ何か、盛り上がってた我々はひな壇芸人か!? 気ぃ遣ってんのに、なんだよ、あの野郎」と、中堅商社勤務の野上幸弘さん(40)も、怒りの報告が止まらない。

冒頭に紹介した日本生産性本部の「ロボット掃除機型」には、こんな注釈が。
「段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明になったり、裏返しになってもがき続けたりすることもある。能力を発揮させるには環境整備(職場のフォローや丁寧な育成)が必要」

だが、こんなのにつき合っていられないというのが、先輩社員たちの本音なのではないだろうか――。

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