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宝塚記念はドゥラメンテを中心にシュヴァルグランに期待「レース傾向分析 須田鷹雄」

[週刊大衆2016年07月04日号]

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 宝塚記念で好走するパターンは、「海外を含むGIから来る」と「直近のステップレース(昔は金鯱賞、今は鳴尾記念)を好走」の2つがほとんどである。

 今年はGI常連の出走が多いので、人気薄になるという意味では鳴尾記念組に妙味が出そうではある。また、海外GIで2着と好走歴がある★ステファノスというところも、そそられる。ただ、鳴尾記念の勝ち馬▲サトノノブレスはGI未勝利で、しかもペースに左右されるタイプ。宝塚記念のコースは阪神内回りなので、ペースがスロー寄りになったら、まったく出番は無い。軸にするのは怖い面があり、ヒモ穴として期待。

 宝塚記念の傾向として、もう一つ挙げられるのが、勝ち切ることを意識するなら4歳馬ということだ。年齢別成績で見ると、複勝率もそうなのだが、勝率は4歳馬と5歳以上との差が大きい。そこで、ここは素直に◎ドゥラメンテでいく。モーリスやリアルスティールの敗戦があったので海外帰りを不安視する人もいるだろうが、そこは別の個体の話。

 モーリスとリアルスティールの話をするなら、構造として負ける理由があったのはモーリスのほう。1か月ほど他馬と離れた状況から、いきなり競馬では、テンションも上がろうというものである。その点、ドゥラメンテはレース間隔に余裕があるし、リアルスティールと比較するなら折り合いのリスクもない。

 もう1頭、4歳馬で○シュヴァルグランを重視する。同じ4歳で天皇賞・春を勝ってきた△キタサンブラックでなく、こちらを取るのには理由がある。天皇賞・春が、あまりに特殊な競馬だったからだ。当時の馬場と展開は、内枠先行馬でないと何もできないという状況。シュヴァルグランは、初手でアドマイヤデウスの前に入っていれば、もう少しできたこともあったと思う。逆に、あの状況で3着に来たのは実力の表れだ。

 他には、同じコースの大阪杯を勝ってきたアンビシャスなど2頭を△に。今年はタレントが豊富すぎて迷わざるをえないが、それだけに◎の実力を信じ、○以下が、なるべく配当のつく形で来てくれることを祈る。

■須田鷹雄 プロフィール
1970年東京都生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。大学在学中に競馬ライターデビュー。競馬以外のギャンブルも含めた「旅打ち」をライフワークとし、国内の全公営競技場を踏破した経験を持つ。

宝塚記念はドゥラメンテを中心にシュヴァルグランに期待「レース傾向分析 須田鷹雄」

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