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ケンブリッジ飛鳥「日本人初の9秒台」、その可能性を恩師が分析!

[週刊大衆07月18日号]

ケンブリッジ飛鳥「日本人初の9秒台」、その可能性を恩師が分析!

 陸上界にニュースターが誕生した。第100回日本選手権の男子100メートル決勝で、これまでトップ争いを繰り広げていた“2強”の山縣亮太(セイコー)、桐生祥秀(東洋大)を押さえ、優勝したのはケンブリッジ飛鳥(ドーム)。カタカナ名だが、ジャマイカ人の父と日本人の母を持つ日本育ちの日本人だ。

「この優勝で、ケンブリッジ飛鳥はリオ五輪代表入りが決定。記録は雨天の影響もあり、10秒16でしたが、日本人初の“9秒台”を現実にしてくれる、山縣、桐生に続く“3人目”の登場は、うれしい驚きでしたよ」(スポーツ紙記者)

 4日後の巨人戦(29日)では始球式に登場し、球場を沸かせたケンブリッジ。本誌は、彼を育てた日大陸上部短距離コーチの井部誠一氏を直撃。4年前から現在に至るまで彼を指導する恩師に話を聞いた。

――4年前から、五輪を狙える選手でしたか?

「素質は十分ありました。ただ、ケガに悩まされた時期が長くて、どうなるかと思っていましたが、本人が頑張りましたよ」

――日本選手権の優勝は、狙っていたんですか?

「いやあ、桐生くんも山縣くんも強い選手だから、まさか、こんなことになるとは……。ちょっと驚いていますよ。ケンブリッジが“爆発”しましたね」

――彼が9秒台を出す可能性、条件はありますか?

「9秒台が出る“条件”ですか? ん~、なんといっても、グラウンドコンディションですよ。先日の日本選手権のように、雨で向かい風では無理ですね。条件が良いのは追い風。それも、公認されるギリギリの2メートル。それであれば、9秒台は出ますね、日本初の9秒台が……」

 現在の日本記録である10秒00は、日本陸連の伊東浩司強化副委員長が18年も前に出した記録(1998年12月=バンコク)。このときの追い風は1.9メートルで、他の歴代記録を見ると、確かに多くの記録が追い風でのものだ。「陸上はアウトドアですから、コンディションに大きく左右されます。リオ五輪? どうでしょう。追い風の“神様”が吹いてくれるでしょうか」(井部氏)

 ちなみに、ケンブリッジの個人記録は、今年5月に埼玉で出した10秒1。このときの追い風は、0.7メートルだった。「追い風1メートルで、記録は0.1秒早くなる。追い風が1.7メートルであれば、この日の彼は、日本記録タイを出していたでしょう」(前出のスポーツ紙記者) リオ五輪へは、ケンブリッジ、山縣、桐生3人の出場が内定している。追い風頼みでもいい、日本人初の9秒台に期待したい!

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